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千葉大、「金色光沢」金属不要の新塗料を開発

日刊工業新聞より。
千葉大、「金色光沢」金属不要の新塗料を開発

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ガラス板上の金色金属調塗料(右)の光沢は本物の金の塗布材 (左)とほとんど変わらない(千葉大提供)

千葉大学大学院融合科学研究科の星野勝義教授、田川麗央大学院生らは、
金属を使わず金属調の光沢を出す塗料を開発したと発表しています。
有機化合物の一種で硫黄を含むチオフェン系化合物を合成し、溶媒に溶かして作製したとの事。
ガラスなどの基板に塗って乾かすと金属調の塗膜が得られ、金属を使わないため、光沢ムラが生じず、
インクジェットプリンターにも使用できるそうです。
単位容量当たりの重さは通常の金属光沢調塗料の1/8程度だとしています。

研究グループではガラス板上に開発した金色の金属調塗料と、本物の金をそれぞれ塗布し、比較しており
塗料はややいぶし金色で、光沢は本物の金の塗布材とほとんど変わらないとしています。
化合物の構造などを工夫することにより、銅色や銀色調の塗料を開発できる可能性もあるとの事。

金属調の光沢塗料は品物に高級感を出す塗料として広く普及していますが、
現在普及している金属調の光沢塗料は、アルミニウムや銅などの金属片を分散させており
金属片の沈降を防ぐために常にかき混ぜる必要があり、かき混ぜると金属片が劣化する課題があります。
また金属が詰まるため、インクジェットプリンターには不向きだったとの事。

携帯端末などの筐体にも近年メタル調の表面処理をしている製品が多く出ていますが
そのような製品への応用が考えられますね。
重量も下げられる可能性があり、注目されます。
さらにカラーバリエーションが出てくると応用範囲も広がるのではないでしょうか。
今後は耐久性や人体への影響などの確認が必要となってくると思います。


千葉大学大学院融合科学研究科の星野勝義教授、田川麗央大学院生らは、金属を使わず金属調の光沢を出す塗料を開発した。有機化合物の一種で硫黄を含むチオフェン系化合物を合成し、溶媒に溶かして作製した。
 ガラスなどの基板に塗って乾かすと金属調の塗膜が得られる。金属を使わないため、光沢ムラが生じず、インクジェットプリンターにも使用できる。単位容量当たりの重さは通常の金属光沢調塗料の8分の1程度だった。
 研究グループではガラス板上に開発した金色の金属調塗料と、本物の金をそれぞれ塗布し、比較した。塗料はややいぶし金色で、光沢は本物の金の塗布材とほとんど変わらない。化合物の構造などを工夫することにより、銅色や銀色調の塗料を開発できる可能性もある。
 金属調の光沢塗料は品物に高級感を出す塗料として広く普及している。現在普及している金属調の光沢塗料は、アルミニウムや銅などの金属片を分散させている。金属片の沈降を防ぐために常にかき混ぜる必要があり、かき混ぜると金属片が劣化する課題がある。また金属が詰まるため、インクジェットプリンターには不向きだった。



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(2008/04)
中道 敏彦、坪田 実 他

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