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朽ちた樹々の枝の下で

真保裕一の>「朽ちた樹々の枝の下で」を読み終わりました。
以前ちょっと触れた「奪取」「ホワイトアウト」
作者の人ですね。

話としては

北海道に住む森林作業員である主人公が
ある日自衛隊演習場そばの森の中で
ぼろぼろの様相の女性と出会う。
救出して病院に預けるも、
翌日彼女は姿を消す。
妻を亡くしたばかりの主人公は
自分の心の中を見つめながら
惹かれるように彼女を
捜し求めていく。
それはやがて自衛隊を巻き込む
闇の事件と絡んでいく…。

といった内容です。


紹介しておいてなんですが、
これはちょっといまいちだったかなあ…。
誰かの感想にもありましたが、
ラストあたりがちょっと失速ぎみでしたね。
いかに話をまとめるかは確かに難しいと思うのです。
しかしそれまでがかなり引っ張ってきただけに
多少荒唐無稽でも、もっとどきどきするラストが
欲しかったかもしれません。残念!
ただし、いかに「現実と向き合っていくか」と
いった面ではとてもリアルでした。
現実として考えたら、
ああいったラストはとても納得のいくもので、
だからこそフィクションとしては
物足りなかったのかもしれません。
しかしラストまで引っ張っていく話の展開は
とても力強く、久しぶりに夜更かしした作品でした。
これから「密告」「ストロボ」を読む予定です。


406264505X朽ちた樹々の枝の下で
真保 裕一

講談社 1999-02
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