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宇部興産、印刷でN型有機半導体-山形大と材料開発

日刊工業新聞より。
宇部興産、印刷でN型有機半導体-山形大と材料開発

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山形大学有機エレクトロニクス研究センターの時任静士教授の研究グループと宇部興産
有機溶媒に溶ける新しいN型有機半導体材料を開発したと発表しています。

電子移動度は3cm2/Vs以上とアモルファスシリコンの約3倍と非常に高いものになっています。
また従来のn型有機半導体で問題となっていた大気中の水、酸素などにより半導体層中の電子移動が
妨げられやすいという点についても電子受容性を付与することで高い安定性を実現しているとしています。
n型とP型の材料が揃うことで有機半導体によるCMOSが実現できます。
既にCMOS回路の検討を始めているようです。
開発した塗布可能なN型有機半導体は宇部興産株式会社からサンプル供試を開始するとの事です。
今後の展開が注目されますね。

宇部興産ニュースリリース
印刷集積回路に応用できる実用レベルのN型有機半導体開発に世界で初めて成功

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マイナビニュース:山形大など、印刷集積回路に応用できる実用レベルのn型有機半導体を開発


山形大学有機エレクトロニクス研究センター(山形県米沢市)の時任静士教授の研究グループと宇部興産は18日、有機溶媒に溶ける新しいN型有機半導体材料を開発したと発表した。半導体の性能を左右する電子移動度が1ボルト秒当たり3平方センチメートル超。現在主流のアモルファスシリコンの約3倍と高性能なN型有機半導体を印刷で製造できるようになり、シリコンなどの無機材料よりも低価格で軽量、折り曲げ可能な集積回路(IC)を製造できる。
 樹脂フィルム上に回路を印刷する技術はP型有機半導体で数多く報告されてきたが、N型有機半導体は大気中の水や酸素に弱く、高い電気特性の維持が困難だった。このため、分子全体に強い電気受容性を付与することで水・酸素の影響を大きく減らし、高い安定性を得たという。
 今後はインクジェット印刷などを用いた印刷集積回路を試作。無線ICタグ、折り曲げ可能な生体センサーやディスプレーの開発を進める。



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(2012/03/22)
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