富士電機、太陽電池の生産から撤退-FWAVEに譲渡
日刊工業新聞より。
富士電機、太陽電池の生産から撤退-FWAVEに譲渡

富士電機は太陽電池の生産から撤退すると発表しています。
熊本県の工場と千葉県の研究開発設備をニュージーランドのジニアテックの子会社である
FWAVEに3月31日付で譲渡するとの事です。
富士電機は薄膜シリコンの太陽電池を製造するが、価格低下が激しく
黒字化が見通せないため譲渡を決めたそうです。
富士電機の熊本工場の生産能力は年2万4000キロワットで、
軽くて曲げられる薄膜太陽電池の特徴を生かした用途開発を進めたが、
販売が伸びずに稼働率が低かったようです。
国内市場は前年比2・5倍のペースで需要が拡大していますが、
一方で価格競争が激しく、薄膜系は材料の使用が少なく、価格で優位とされ
参入が相次ぎましたが通常の結晶系シリコン太陽電池の価格が下がり、
コスト競争力を失っていたとの事。
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富士電機は19日、太陽電池の生産から撤退すると発表した。熊本県の工場と千葉県の研究開発設備をニュージーランドのジニアテックの子会社であるFWAVE(東京都小平市)に3月31日付で譲渡する。売却額は非公表。富士電機は薄膜シリコンの太陽電池を製造するが、価格低下が激しく黒字化が見通せないため譲渡を決めた。ホンダも撤退を決めるなど国内の太陽電池業界でも淘汰が始まった。
富士電機の熊本工場の生産能力は年2万4000キロワット。軽くて曲げられる薄膜太陽電池の特徴を生かした用途開発を進めたが、販売が伸びずに稼働率が低かった。大規模太陽光発電所の建設やパワーコンディショナーの販売に注力する。
ジニアテックは太陽電池の研究・開発会社で、日本市場進出に向けて1月にFWAVEを設立した。
国内市場は前年比2・5倍のペースで需要が拡大している。一方で価格競争が激しく、ホンダは子会社での太陽電池生産を春までにやめる。ホンダも扱う薄膜系は材料の使用が少なく、価格で優位とされ参入が相次いだ。だが、通常の結晶系シリコン太陽電池の価格が下がり、コスト競争力を失っていた。
富士電機、太陽電池の生産から撤退-FWAVEに譲渡

富士電機は太陽電池の生産から撤退すると発表しています。
熊本県の工場と千葉県の研究開発設備をニュージーランドのジニアテックの子会社である
FWAVEに3月31日付で譲渡するとの事です。
富士電機は薄膜シリコンの太陽電池を製造するが、価格低下が激しく
黒字化が見通せないため譲渡を決めたそうです。
富士電機の熊本工場の生産能力は年2万4000キロワットで、
軽くて曲げられる薄膜太陽電池の特徴を生かした用途開発を進めたが、
販売が伸びずに稼働率が低かったようです。
国内市場は前年比2・5倍のペースで需要が拡大していますが、
一方で価格競争が激しく、薄膜系は材料の使用が少なく、価格で優位とされ
参入が相次ぎましたが通常の結晶系シリコン太陽電池の価格が下がり、
コスト競争力を失っていたとの事。
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富士電機の熊本工場の生産能力は年2万4000キロワット。軽くて曲げられる薄膜太陽電池の特徴を生かした用途開発を進めたが、販売が伸びずに稼働率が低かった。大規模太陽光発電所の建設やパワーコンディショナーの販売に注力する。
ジニアテックは太陽電池の研究・開発会社で、日本市場進出に向けて1月にFWAVEを設立した。
国内市場は前年比2・5倍のペースで需要が拡大している。一方で価格競争が激しく、ホンダは子会社での太陽電池生産を春までにやめる。ホンダも扱う薄膜系は材料の使用が少なく、価格で優位とされ参入が相次いだ。だが、通常の結晶系シリコン太陽電池の価格が下がり、コスト競争力を失っていた。
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