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折り曲げ可能、低反射! カーボンナノ素材のタッチセンサー用フィルムを量産

EETimesより。
折り曲げ可能、低反射! カーボンナノ素材のタッチセンサー用フィルムを量産

Canatu_CNBFilm_touchsensor.jpg

フィンランドのCanatuは、タッチセンサー向けの透明導電膜フィルムを発表しています。
同社の透明導電膜フィルムは、カーボンナノ素材と新たな製造プロセスを用いて生産し、従来の
ITO(酸化インジウムスズ)をベースとしたタッチセンサー製品に比べて、
外光の反射を1/3に抑え、コントラストは33%向上するとの事です。

Canatu_CNBFilm_Optoicalcharactor.jpg

同社が開発した透明導電膜フィルムは、フラーレン(C60)とカーボンナノチューブCNT)を組み合わせた
「Carbon NanoBud(CNB)」と呼ぶ素材を用い、ロールツーロール方式でシート状の基板上に直接、
エアロゾルプリンティングを施す「Direct Dry Printing」と呼ぶプロセスで製造するとの事。

ITOは折り曲げに弱いことから近年ではメタルメッシュ方式が検討されていますが、
同社の導電性フィルムは折り曲げにも強く、曲げ半径1mmと柔軟で形状も元サイズの2倍まで伸張し
2mmの曲げ半径で3万回の折り曲げテストを行っても、シート抵抗の変化率は1%未満で、
性能はほとんど低下しないとの事です。

今後の生産/供給体制については、新製品の事業化に合わせて2013年10月より小規模量産を立ち上げており、
2014年4月以降には本格量産工場を稼働させる予定とのことです。
さらに、2015年以降は日本企業を含めアジア企業と製造合弁会社を設立し、
透明導電膜フィルムの量産を検討しています。

Canatu_CNBFilm_Mass forcast

Canatu
canatu_logo_image.jpg
http://www.canatu.com/

13/11/29追記
関連記事
tech-on:曲率半径1mmで曲げられるタッチ・パネル用透明導電フィルム、フィンランド企業が2014年に量産へ

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(2012/06/22)
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