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「ヤマダ電機で何が起きているのか?」~赤字転落のウラにある環境変化とは?~

誠ブログより。
「ヤマダ電機で何が起きているのか?」~赤字転落のウラにある環境変化とは?~

家電量販業界最大手のヤマダ電機が中間決算で初の赤字になっています。
2013年10月15日付 日本経済新聞の記事では最終赤字になった要因がいくつか挙げられています。
(1) 薄型テレビやレコーダーなどの主力商品の不振
(2) 多角化戦略で展開している住宅分野への人材投資や販促費用がかさんだこと
(3) 中国事業の見直しに伴う南京店などの閉鎖

しかし誠ブログ記事では見過ごせない要因として下記が取り上げられています。
『アマゾンジャパンなどネット通販会社の販売価格に店頭価格を合わせる措置で販売する際の利ざやが
縮小した。』(日本経済新聞同記事)

この裏にあるのは消費者の購買行動の変化、いわゆる「ショールーミング」です。
実店舗で商品を実際に見て比較検討したあとに、購入はネットで安く済ませてしまうというもの。
実際の店舗がショールームのように利用されるためにこう呼ばれています。

これは家電量販店に限らず起こっていて、例えば服飾品や日用品などもこういった対象になっています。
先日のテレビ東京系列の経済番組「ワールドビジネスサテライト」ではファッション通販サイトである
ZOZOTOWN」と実店舗を展開する「PARCO」の新しい取り組みである「WEAR」が紹介されていました。
これはPARCO内の店舗の製品についているバーコードをスマートフォンの専用アプリで読み取ると
同じ商品が「ZOZOTOWN」から購入できるというものです。
ZOZOTOWN側のメリットとしてはもちろん製品のショールーミング効果を得られます。
一方でPARCO側としては「たとえネット経由の購入だとしても実店舗に足を運んでもらえる」事を
メリットに挙げていました。
その効果のほどはまだ定かではありませんが、ショールーミング化を忌避するのではなく
新たなチャンスとして取り込もうという狙いが視えます。
もちろんすべての企業が賛同しているものではなく、例えばLUMINEなどはこれに対して
店舗内でのバーコード読み取り行為を禁止するなど真逆の対応を行っています。
amazonのタブレット製品「Kindle」の取り扱いを一部家電量販店が拒否したのと非常に似ていますね。

記事では
『ネットとの一番の違いは「接客があること」ですから、
 まずは接客を見直すところからではないでしょうか。』
としていますが、PARCOのように積極的にショール―ミングを取り込んでいくことも
対応策の一つではないかと思います。

ZOZOTOWN
http://zozo.jp/

WEAR特設サイト
wear_image.gif
http://wear.jp/news/parco/

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(2013/06/25)
松村 清

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