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パイオニア、世界初“発光層塗布型”有機EL照明モジュールのサンプル出荷を開始

パイオニアニュースリリースより。
~発光層を塗布プロセスで成膜することにより、製造コストを大幅に低減~
世界初“発光層塗布型”有機EL照明モジュールのサンプル出荷を開始


パイオニアと三菱化学は、発光層を独自の塗布プロセスで成膜することにより製造コストを大幅に低減した、
世界初の“発光層塗布型”有機EL照明モジュール(白単色型)のサンプル出荷を、
2013年9月末より開始すると発表しています。
有機ELの発光層は一般的に蒸着方式による真空プロセスで生産されていますが、
塗り分けの為のマスクに材料が付着するため材料の損失も多く、コストは割高となっています。
今回のサンプルでは発光層蒸着型の従来品に比べ、製造コストを5分の1から10分の1程度へと大幅に低減する
とともに、寿命については本格量産開始時に約4倍の長寿命(30,000時間:輝度 2,000 cd/m2時、LT70)を
達成する予定との事です。
パイオニアと三菱化学は以前より塗布方式の有機ELの開発を行っています。

【“発光層塗布型”有機EL照明モジュール(白単色型)製品予定性能表】
種別:回路一体型(定電流回路内蔵)
最大輝度(cd/㎡) *:3000/2000
色温度(K) :2700
輝度寿命(h) LT70:15000/30000
サイズ(mm) 外形:92.4 × 92.4
発光部:≧76.2 × 76.2
重量(g):41

Pioneer_OLED_mojule.png
“発光層塗布型”有機EL照明(白単色型)サンプル(左:モジュール、右:半器具化モジュール)

当ブログ関連記事
三菱化学とパイオニア、タッチ操作の有機EL照明パネル試作

印刷方式の有機EL材料は住友化学も開発を進めています。
こちらはアルバックと共同でインクジェット方式の検討もしているようです。

当ブログ関連記事
住友化学、有機EL印刷技術で真空蒸着法並みの解像度を実現
【人とくるま展】住友化学、印刷で造れるフレキシブル型の有機EL照明を出展

(13/10/02追記)
日刊工業新聞でも取り上げられていました。
三菱化学とパイオニア、有機EL照明を月内に出荷-コスト1/10実現


高分子EL材料―光る高分子の開発 (高分子先端材料One Point 6)高分子EL材料―光る高分子の開発 (高分子先端材料One Point 6)
(2004/12/01)
大西 敏博、小山 珠美 他

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