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KRI、タッチパネル用の低コストな曲がる導電膜を開発

日刊工業新聞より。
KRI、タッチパネル用の低コストな曲がる導電膜を開発

 KRIは、折り曲げ可能なタッチパネル式ディスプレーの入力用電極に使う低コストな
透明導電膜を開発したと発表しています。
導電性ポリマーに静電スプレー(同社の呼称はESD法※)で銀ナノ粒子(10~20nm)を
均一に塗布し複合化することで導電性を向上させているようです。
ポリマーを用いている為、通常のITOと比べて屈曲性にも優れるとしています。
最近ITO代替技術の発表が増えていますね。

KRI ポリマー膜


KRI ESDポリマー膜 メリット

※ESD法(静電噴霧、Electrospray Deposition)(KRIウェブページより)
接地した被塗物を陽極、塗料噴霧装置を陰極として、両極間に高電圧を与えて静電界をつくり,
噴霧させた塗料粒子を負に帯電させて,反対極である被塗物に効率よく塗料を付着させる
塗装方法のことです。塗料の液滴を非常に微細な粒子(数μm~数nm)にできること、
塗料のロスが少ないことなどが特徴です。主に車体の塗装などに応用されています。

KRIニュースリリース:
ESD法による新規透明導電膜の開発

KRIウェブページ
KRI logo
http://www.kri-inc.jp/index.html

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 KRI(京都市下京区、住友宏社長、075・322・6830)は、折り曲げ可能なタッチパネル式ディスプレーの入力用電極に使う低コストな透明導電膜を開発した。
導電性高分子化合物(ポリマー)製のため屈曲性に優れるほか、ナノメートル単位の銀の粒子も複合して導電性を高めた。銀ナノ粒子は静電スプレーにより低コストで塗布できる。

ポリマーを使い曲がるタッチパネル用導電膜を開発
 透明導電膜は現在、可視光線透過率と導電性が高いインジウム・スズ酸化物(ITO)が主流。インジウムが希少金属である上、真空装置が必要なため、コストがかさむ。そこで導電性で劣るものの、折り曲げ可能で透過率はITO並みのポリマーに着目した。

 弱点の導電性を改善するため、ポリマーを導電性に優れる金属と複合化する技術を考案。
可視光線透過率を損なわないように10ナノ―20ナノメートルレベルの銀の粒子で静電スプレーすると、均一に塗布できた。この結果、導電性もITO並みに上昇し、実用性を確かめた。
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