【抜粋記事】NEC、車載用電池事業から撤退−“虎の子”の電極事業も売却へ

日刊工業新聞
NEC、車載用電池事業から撤退−“虎の子”の電極事業も売却へ

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NECが車載用リチウムイオン電池事業から撤退する。日産自動車と共同出資で設立した電池組み立て会社「オートモーティブエナジーサプライ」(AESC、神奈川県座間市)の身売りが決定




NECエナジーデバイスは日産向けの製品供給がビジネスの生命線だが、飛行ロボット(ドローン)などへの用途展開も有望視されている


NECエナジーデバイスの本拠地である相模原市は、元々NECの半導体の生産拠点


出力や安定性、電力の出入力を最適化するコントローラーの性能は折り紙付きで、そこにはNECのモノづくりのノウハウが凝縮されている


生産ラインは印刷の輪転機に似通った構造だ。長さ50メートルの2階建てのラインが廊下を挟んで左右に配置され、それぞれマイナスの電極とプラスの電極を生産している。主要な作業は「混ぜる、塗る、乾かす、ならす」。粉体材料を液状化して混ぜ合わせ、ロールを回しながら溶剤を極板に吹き付けるように塗る。最初に表面を塗り、そのままラインの2階部分で裏面を塗って戻る仕組み


生産ラインは乾燥機のような役割もあり、塗り付けた溶剤を熱で乾燥させ、最後にプレスして一定圧に仕上げる。1ロールは数時間で完了するが、ロット単位で一気に作るため、全作業が終えるには2日弱かかる


工程は自動化されているが「レシピがあっても、誰でもおいしい料理ができるわけではない」(澤村治道NECエナジーデバイス社長)と話す。運営自体がノウハウの塊であり「温湿度の管理をはじめ、どれだけ緻密に管理できるかが決め手となる」


NECエナジーデバイスの売上高は150億円、従業員は約400人。AESCとセットでの売却は、GSR側の要望が強かったとみられる



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