東洋鋼鈑、ファーウェイに複合材供給 携帯電話筐体向け

日刊工業新聞
東洋鋼鈑、ファーウェイに複合材供給 携帯電話筐体向け

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東洋鋼鈑は、ステンレスとアルミニウムを層状に接合した複合金属材料(クラッド材)が
中国の大手通信機器メーカー、ファーウェイの新型スマートフォンに採用されたことを明らかにしています。
軽く強度が高いことから最上位機種の筐体に使われるとのこと。
スマホで世界的大手のファーウェイからの受注をバネに電子機器分野で同材料の拡販を狙うとしています。


ファーウェイが月初に発売したスマホの新機種の一部に、鏡面仕上げを施した東洋鋼鈑のクラッド材が採用。
表面にステンレス、下の層にアルミを使っており、ステンレスの持ち味である強度と、軽さや放熱性の高さといった
アルミの特性を併せ持っています。受注額や数量は非公表。2018年3月期連結決算の業績への寄与は
小さいですが、2年度目以降はスマホの売れ行きを踏まえ、販売計画を立てたいとしています。

開発したクラッド材「ファインクラッド」には真空中で材料の接合面を清浄化し、活性化させた上で
圧延接合させる独自技術「表面活性化接合法」を用いるため常温下で、しかも高い圧力を加えずに
異なる金属を接合できるとしています。一般的なクラッド材より材料の変形が少ないため接合面が平らになるほか、
合金層ができる心配もないとしています。
一時期はリチウムイオン電池の防爆弁に使われたが、これ以降は採用例がなかったとのこと。

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