【抜粋記事】海外で盛り上がる量子ドットとマイクロLED

日経テクノロジーオンライン
海外で盛り上がる量子ドットとマイクロLED

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量子ドットとマイクロLEDが、ディスプレーの新技術として注目されている。特に、液晶や有機ELへの巨額投資が続いている中国では、フレキシブル有機ELの先に来る新技術として、中国各地で開催されるカンファレンスやセミナーの場で熱く議論されている




量子ドットは、ソニーが2013年に液晶テレビに採用して、注目を浴びた。それ以降、毎年、学会では量子ドットに関するセッション数や発表件数が増えている


マイクロLEDは2015年のSIDで「破壊的技術」と形容され、2017年のSIDでは2つのセッションで8件の論文が取り上げられ、ホットな議論が繰り広げられた


量子ドットに関する今年の傾向は、Cdフリーのトレンドが加速していることと、有機EL代替を狙う「QLED」の発表が急速に増えていること


Cdフリーに関しては、英Nanoco社が継続的に性能の改善・向上をアピールしたことに加え、韓国Samsung グループが既に市場に出荷しているCdフリー系の量子ドット材料の内容を詳しく発表


さらに今年は、ペロブスカイト系の材料に対する注目が高まり、量子ドットの1セッションとして独立して設けられたことも特徴




マイクロLEDは、液晶や有機ELといったこれまでのディスプレーの概念を大きく変える技術


その製造技術には、まだ課題は多い。LEDウエハー上での超小型LEDチップの作製から、LEDチップの転写技術、ディスプレー基板上への組み立て技術まで、多くの企業が開発に取り組み始めており、学会での議論も高まりつつある


台湾が液晶パネル生産では中国に追い抜かれ、有機ELでは韓国に先行されていることから、「マイクロLEDで産学一体となって台湾が主導権を握りたい」という思惑がある


大手のSamsungやLGもマイクロLEDに関する開発は手がけていると聞いているが、最先端の開発中の内容であり、公の場には出てくるには時間がかかるだろう



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