【抜粋記事】自動車エンブレムに電磁波透過膜を低コストに成膜

日経テクノロジーオンライン
自動車エンブレムに電磁波透過膜を低コストに成膜

Shimazu_ELTRA-coat_image1.jpg
開発した成膜プロセス「ELTRAコート」の流れや構成

島津製作所は、電磁波を透過する膜を成膜する技術を自動車のエンブレム向けに展開




ミリ波レーダーを自動車に搭載する場合、車体正面のエンブレムの内側に設置するケースが多いことから、エンブレムのコーティングには電磁波透過性が求められている


現在は、インジウム(In)を蒸着させて電磁波透過膜を成膜する方法が主流だが、コストや歩留まりが課題



Shimazu_supetter-machine_Cr_image1.jpg
島津製作所の高速スパッタリング装置

新技術では、素材の表面に特殊な塗料を使って有機膜の下地層を形成し、スパッタリング法で下地層の上からクロムで被膜する。これを加熱すると、有機膜とクロム被膜の熱膨張率の違いから応力差が生じ、クロム被膜に極めて微細なクラック(ひび割れ)が発生する。このクラックによって、ミリ波を含む電磁波を透過できる


既存のミリ波レーダーが使用する周波数76GHz帯もしくは将来実用化が期待される79GHz帯のいずれにおいても、In蒸着法に比べてコストを最大50%削減しながら、同程度の電磁波減衰率を実現できたとする


JCUと島津製作所、きもとは、関東学院大学とともに新たな成膜プロセスを「ELTRA(エルトラ)コート」と名付け、島津製作所が技術や装置を提供する事業を開始



当ブログ関連記事
窓に向く「透明で紫外線から守る太陽電池」の新材料、東大などが発表
ナノテック、1台で多種対応のDLC成膜装置投入−用途拡大へ小型・量産機

    
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter