【抜粋記事】マイクロLEDディスプレイの初期製品は2018年に商品化か? - LEDinside予測

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マイクロLEDディスプレイの初期製品は2018年に商品化か? - LEDinside予測

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マイクロLEDディスプレイの商用化に立ちはだかる7つの物質移動プロセスの課題。物質移動プロセスとは、マイクロLEDを回路基板の上に実装するプロセスを意味する (出所:LEDinside)

ポスト有機ELを狙って、究極のディスプレイと目されるマイクロLEDディスプレイの商品化を目指した開発が各所にて進められている




「マイクロLEDの実用化における大きなボトルネックは、ミクロンサイズの大量のLED素子のディスプレイバックプレーンへの実装(正式な言い方はマストランスファ=物質移動)である」


生産量(単位時間当たりの製造可能な台数:unit per hour、UPH)、物質移動歩留まり、およびLEDチップのサイズという点において商品化の基準にはまだ合致していない


「マイクロLEDは技術的には100μm未満のLEDとして定義されるが、現在、マイクロLED市場の参入企業は、約150μmのLEDの物質移動に取り組んでいる」との市場の動きから、150μmのLEDを搭載したディスプレイおよびプロジェクションモジュールが、2018年に市場に投入される可能性があるとの予想


物質移動プロセスは、マイクロLEDディスプレイの製造における4つの主要プロセスの1つであり、多くの困難な技術課題が残されていると、LEDinsideのアシスタント調査マネージャーであるサイモン・ヤン(Simion Yang)氏は述べている。同氏は、費用対効果の高い物質移動手法の開発は、(1)装置の精度、(2)移動歩留まり、(3)製造時間、(4)製造技術、(5)検査方法、(6)不良品の再生加工、および(7)プロセスコストの7つの主要分野の進歩に依存すると指摘


LEDサプライヤ、半導体メーカー、およびデイスプレイサプライチェーンに含まれるすべての企業は、本格的な商用化に向けてはマイクロLED製造に使用される材料、チップ、および製造装置の仕様基準を開発するために協力しなければならないが、各業界ごとに独自の仕様基準があるため、その垣根を越えた連携が必要


同プロセスの研究開発には、米LuxVue(Appleが買収)、米eLux(シャープが出資)、カナダVueReal、アイルランドX-Celeprint、仏CEA-Leti、ソニー、OKI、台湾のPlayNitride、ITRI(産業技術研究所)、Mikro Mesa、TSMCなども参入している


LEDinsideは、最初に本格的なマイクロLED製品(100μm以下のLEDサイズ)を採用するのは、ウェアラブル(スマートウォッチやスマートブレスレットなど)と大型屋内ディスプレイであろうと予測



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