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JDI、茂原工場で第6世代LTPS液晶量産開始

AVWatchより。
JDI、茂原工場で第6世代LTPS液晶量産開始

ジャパンディスプレイ茂原工場


ジャパンディスプレイ(JDI)は3日、千葉県茂原市の茂原工場に新設したLTPS液晶ラインにおいて
量産開始したことを発表しています。また1日には日本板硝子子会社のナノックスから、
液晶ディスプレイモジュール生産会社であるNanox Philippinesの株式の81%を取得し後工程の生産を
増強しています。
茂原工場は元々は旧日立ディスプレイズの子会社であるIPSアルファテクノロジーの保有工場であり、
一度パナソニック液晶ディスプレイの工場となったのちにJDIに譲渡されています。
当時は大型液晶向けの工場でしたが、ラインの設備を入れ替え中小型向け液晶の生産ラインと
なっています。立ち上げから一年の量産化となりますのでかなりの急ピッチで立ち上げが
進められたことになります。
展示会などで同社が発表している広視野角の「IPS(In-Plane-Switchng)」、
低消費電力の「WhiteMagic」、インセルタッチパネル技術である「PixcelEyes」など
最先端の技術が投入される中核工場となりそうです。
5インチサイズであれば面付けの仕方にもよりますが、一度に200枚前後のパネルが作れるのでは
ないかと思われます。

【茂原工場 生産ラインの概要】
・ライン世代 : 第6世代(ガラスサイズ 1,500mm×1,850mm)
・投入能力 : 約24,000シート/月(量産開始時)
・稼働開始 : 2013年6月3日
・敷設場所 : 千葉県茂原市早野(JDI茂原工場内)
・建屋面積 : 約201,000m2

一方、フィリピンのナノックスでは元々同社が後工程を委託していたようですが
茂原の稼働に合わせて株式を取得したことで、後工程を増強した形になります。

【ナノックスフィリピン 概要】
社名:Nanox Philippines Inc.
所在地:
IE-5 Clark Premiere Industrial Park, M.A. Roxas Highway,
Clark Freeport Zone, Clarkfield, Pampanga, Philippines
取締役社長:中井克滋 (なかい かつしげ)
事業内容:液晶ディスプレイモジュール製造
資本金:9億9千5百万円
株主:
株式会社ジャパンディスプレイ 81%
ナノックス株式会社※ 19%
従業員数:約4,000名

今回の立ち上げにより、JDIの生産能力は一気に増強された形になります。

新ラインのフォトリソグラフィ工程
新ラインのフォトリソグラフィ工程(Tech-onより)

JDIニュースリリース:
世界最大クラスの第6世代LTPS液晶ラインの量産を開始
Nanox Philippines Inc.株式取得について

関連記事:
Tech-on:「突貫工事で立ち上げた」、ジャパンディスプレイが第6世代LTPS液晶ラインを稼働


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 ジャパンディスプレイ(JDI)は3日、千葉県茂原市の茂原工場に新設したLTPS液晶ラインにおいて量産開始したことを発表した。

 第6世代(1,500mm×1,850mm)のガラス基板を使用した、LTPS(低温ポリシリコン)対応の世界最大クラスの生産ライン。5型クラスでフルHD/精細度400ppi以上のハイエンドスマートフォン向けの
ディスプレイや、高精細なタブレット向けディスプレイを生産する。

 新ラインは、LTPSとして世界最大クラスの基板サイズである1,500mm×1,850mmのマザーガラスを使用し、月産約24,000シート体制で立ち上げ。その後、需要動向を見ながら増強を進め、最終的には月産約50,000シート体制を目指す。設備投資額は総額約2,000億円を予定。最先端生産設備も備え、広い視野角を実現する「IPS」や低消費電力の「WhiteMagic」、タッチパネル機能をディスプレイ上に一体形成し薄型化と高画質化を同時に実現する「Pixel Eyes」などの先端設計ディスプレイ製造が可能となる。

 同ラインは、2012年まではパナソニック液晶ディスプレイの茂原工場として、テレビ用液晶を製造していたが、'12年4月にジャパンディスプレイが取得。中小型ディスプレイ用に転換した。
クリーンルームは3階構造で建屋面積は201,000m2。

 また、6月1日付けで、日本板硝子子会社のナノックスから、液晶ディスプレイモジュール生産会社であるNanox Philippinesの株式の81%を取得。ジャパンディスプレイでは、Nanox Philippinesで液晶ディスプレイ生産の後工程の生産委託を行なっていたが、第6世代の最新ライン稼働開始による液晶ディスプレイパネル生産(前工程)の増強に対応した後工程の拠点として、Nanox Philippinesを追加。さらなる生産能力増強と競争力強化を図るとしている。
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