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4μmの微細配線を連続印刷できる配線形成技術

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4μmの微細配線を連続印刷できる配線形成技術

Toppan_forms_Ag_Touchpanel_image1.jpg
印刷微細配線形成技術を応用したアプリ例:タッチセンサーパネル
(全光線透過率:85%以上、ヘーズ:2%以下、表面抵抗:35Ω/□)

トッパン・フォームズは、微細配線用導電インキ(銀塩インキ)とそれに対応する印刷プロセス技術を組み合わせ、
新しい印刷微細配線形成技術を確立したと発表しています。
同社によると、従来の印刷技術で形成できる線幅は実用レベルで10μm前後でしたが、
今回、線幅4μmの微細配線の連続印刷が実用レベルで可能になったとしています。


線幅4μmの微細配線は肉眼では確認しづらいため、見かけ上配線を透明できるというメリットがあります。
その応用例の一つが、タッチセンサーパネル用の透明電極です。
しかし、透明電極には一般的にITO(酸化インジウムスズ)が使われています。
インジウムはレアメタルのため、安定供給やコストが課題となっており、さらに、ITO膜の形成は
高熱を要するため、耐熱性の低い基材への成膜は困難となっていました。

一方、トッパン・フォームズの印刷微細配線形成技術は、より低い温度域で線幅4μmの微細配線の
形成が可能としています。そのため、耐熱性の低いプラスチック基材、例えばポリカーボネートなどの使用と
配線の透明化を両立できるとのこと。その上、配線の膜厚を100nm程度に薄膜化することも可能。
薄膜化しても、導電性は良好としており、ITOの体積抵抗率が150~300μΩ・cmなのに対して、
微細配線用導電インキの体積抵抗率は7μΩ・cmとなっています。

また、一般的に銀配線を用いた電子機器では、エレクトロケミカルマイグレーションの懸念がありますが、
トッパン・フォームズが開発した微細配線用導電インキは実用レベルの耐性を持ち、幅広い応用展開が可能とのこと。
タッチセンサーパネル用の透明電極の他にも、ウェアラブルセンサーや
IoT(モノのインターネット)向けセンサーに活用できるとしています。

トッパン・フォームズは今後、開発技術を広く普及させるため、印刷用インキの販売や製品化に向けた
企業間提携を積極的に行うとしています。
また、さまざまなアプリケーションの開発や事業推進も図っていくとしています。

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