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【抜粋記事】大型液晶、2019年には中国の生産能力が韓国を抜く可能性

日経テクノロジーオンライン
大型液晶、2019年には中国の生産能力が韓国を抜く可能性

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大型液晶パネルに関して、2017年以降に量産を開始する既存計画としては、台湾Innolux社のG8.6と台湾AUO社のL8増強を除いて、中国メーカーの案件が多い




BOE社(B10福清、B9合肥)、CSOT社(T6深圳)、HKC社(重慶)、CEC Panda社(咸陽、成都)など、G8工場が4拠点(42万枚/月)、G10.5工場が2拠点(27万枚/月)



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主要各社のG10投資計画( 出所: みずほ証券エクイティ調査部作成)

2019年第2四半期には、韓国の33%を追い抜くとみている


韓国勢は、Samsung Display社が不採算のノートブックやモニター向け、40型以下からは事実上撤退の方向


LG Display社は中国の広州G8工場を継続的に拡張する一方、韓国内のG8工場はOxideに転換し、有機ELパネル向けのバックプレーンとする方針


BOE社とCSOT社に加えて、LG Display社(Paju:Phase1は液晶、Phase2以降は有機EL、最大生産能力は9万枚/月を想定)、鴻海グループ(最大4拠点:液晶)、CEC Panda社(南京:液晶)が投資計画を持つ。ただし、HKC社(昆明:液晶)はややトーンダウン


鴻海グループは、SDPのもつIPや技術者を活用し、まずは広州でG10.5投資を行い(12万枚/月)、ほぼ同時に米国でも投資し、その後にインドや中国でさらに一拠点ずつ投資する計画だった。ところが足元の動きを見ると、広州工場はまだ装置発注などを行う段階になく、米国工場はG6 Oxideへ転換する動きがあり、インドは音沙汰なしである。ただし中国で広州の次にもう1工場投資する可能性が前回より高まっている、との感触


LG Display社も、長期戦略としては有機ELに特化する方向だが、G10.5の有機EL投資についてはやや慎重な姿勢


Phase1はまずはアモルファスSi液晶での投資となりそう


もう一つの大きな動きが、BOE社やCSOT社が第2のG10.5工場に投資する可能性


G10.5投資熱には“バブルを含む”


9万枚/月のG10.5工場は、1年間で約800万枚の65型パネルを生産できる。これを考えると、現在65型/75型を生産している既存のG8/G6や、60型/70型を作っているSDPを除外しても、4~5工場で十分まかなえる規模


上記4つの、もしくはそれ以上のG10.5投資が実現したら何が起こるか。まずは供給過剰


現在65型や75型を生産しているG6やG7(G7.5)工場の一部は、コスト競争力でG10.5にかなわず、他のサイズの生産へ切り替えるか、お役御免となる公算が大きい


G6やG7で中小型パネルを生産する場合にはG5への影響も考えられる


この場合、G10.5投資を行っていないパネルメーカーすべてが、不利な状況に立たされるリスクが生じる



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