【抜粋記事】守りから攻めに転じたシャープ、AIoT、8K軸にグローバル強化

日経テクノロジーオンライン
守りから攻めに転じたシャープ、AIoT、8K軸にグローバル強化

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シャープは、2017~2019年度の中期経営計画を2017年5月26日に発表した。中期経営計画の最終年度である2019年度の全社目標として、売上高3兆2500億円、営業利益1500億円を掲げた。2016年度の売上高は2兆506億円、営業利益625億円だった




強みとして、「幅広い事業領域」「独自技術」「商品の独創性」「革新的なデバイス」の4つを挙げた。一方、弱みは、「商品のラインアップ」「デバイス設備の世代更新」「ドメスティック指向が強く、グローバル展開を支える人材・リソースの不足」との認識


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強みを伸ばすために、「AIoT」と「8Kエコシステム」を活用した新事業の創出に注力する方針


8Kエコシステムについては、高精細化により、ディスプレーや関連機器の応用範囲が飛躍的に拡大することが期待できると見る


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シャープは8Kエコシステム実現に向けた独自開発デバイス事業に力を入れる。8K CMOSイメージセンサーやコーデック、8K ビデオプロセッサーやタイミングコントローラー、8Kストレージなど



戴氏は、シャープの弱みの一つと認識するドメスティック指向を改め、グローバル展開を強化する方針を今回打ち出した


そのために、台湾Hon Hai Precision Industry〔鴻海精密工業、通称:Foxconn(フォックスコン)〕グループとのシナジーを高める


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中国市場では、Eコマース専用テレビの強化や、テレビとコンテンツとのセット販売拡大などを進める。欧州ではテレビ市場への再参入や、スマートフォン(スマホ)/IT機器市場への参入などを推進する。ASEAN他の市場では、ブラウン管テレビからの買い替え需要の獲得や、スマート化を見据えた白物家電事業の拡大を図る




グローバル展開の強化の1つとして、シャープは米国に液晶の新工場を建設する方針


シャープの亀山工場は、設備の老朽化が進んでいたが、約200億円を投資するなど、設備投資を再開した


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全社の事業ドメインを4つに再編する。(1)機器とサービスの連携で人々の暮らしを便利・快適にすることを目指す「スマートホーム」事業、(2)オフィスや工場など、ビジネス現場の生産性を高めるための解決策などを提供する「スマートビジネスソリューション」事業、(3)先進的なディスプレーを創出する「アドバンスディスプレイシステム」事業、(4)スマート社会の実現に向けてセンサーなどの特徴あるデバイス群を手掛ける「IoTエレクトロデバイス」事業


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シャープのデバイス事業全体の売上高に占めるIoTデバイス事業の比率は2016年度の36%から、2019年度には57%に高める計画である。一方で、スマホ向けディスプレー事業の比率は、2016年度の27%から2019年度に6%に下がると同社は見る



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