【抜粋記事】モバイルで攻勢に出るTianma、全方位戦略のBOE
日経テクノロジーオンライン
モバイルで攻勢に出るTianma、全方位戦略のBOE


(左)インセルタッチ機能付きの9.7型QXGA LTPS液晶パネル
(右)5.46型WQHD狭額縁インセルタッチLTPS液晶モジュール

(左)次世代製品として開発中の5.2型WQHD有機ELパネル
(右)5.5型フルHD有機ELディスプレー 量産立ち上げ中の主力製品

インクジェットで形成した塗布型14型AMQLEDディスプレー
画素数は960×540で、酸化物TFTを用いている。輝度が低いため会場の照明が反射してしまい、残念ながら表示している画像がよく見えない

エッジ折り曲げ型の5.5型WQHD有機ELディスプレー
量産を目指しているだけあって完成度は高い。「GGRB Pixel Arrangement & Argorithm」と表記されていたので、おそらく韓国Samsung Display社と同様のレンダリング技術を用いていると思われる

フルスクリーンと称する狭額縁型の5.5型フルHD有機ELディスプレー
ボーダー(額縁)は上・左・右が0.85mmm、下が2.4mm

円偏光板無しの5.5型フルHD有機ELディスプレー
カラーフィルター(CF)を用いて反射率を5.6%に抑えて、円偏光板を用いたモジュール(反射率5.2%)に近い水準を実現している

5.5型フルHDフレキシブル有機ELパネルの展示
ファインメタルマスク(FMM)による塗り分け方式のパネルで、フラットと固定曲面での表示を行っている。バックプレーンに起因するムラや欠陥がほとんど見えないのは、さすがJDIである。解像度は401ppi(actual)と表示してあるので、韓国Samsung Display社と同様のレンダリング技術を使用していると思われる。ピーク輝度は700cd/m2、色再現範囲は110%(DCI)を達成しており、モバイル用としては最高品位の画質

5.5型フルHDフレキシブル液晶(FULL ACTIVE FLEX)モジュール
液晶としては難しい曲面で均一性をきちんと確保しながら狭額縁を実現できているのは素晴らしいと思うが、隣の有機ELパネルの画質と比較するとどうしても物足りなさを感じてしまう

ウォッチ端末用の1.2型の円形有機ELパネル
画素数は390×390(326ppi)である。出っ張り部の無い、完全な円型のフルスクリーンモジュールを実現している。画素数が454×454(326ppi)のウォッチ端末用の1.4型の円形有機ELパネルも展示
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【抜粋記事】JDIの透明ディスプレー、技術の詳細が明らかに
モバイルで攻勢に出るTianma、全方位戦略のBOE

「SID」の展示会に出展していた中国、日本、台湾のメーカーの出展内容
2016年2月に中国アモイの第6世代(G6)生産ラインで最初の液晶パネルを点灯させ、2017年4月には中国・武漢のG6ラインで最初の有機ELパネルを点灯させたTianma Micro-electronics社(天馬)
LTPS液晶製品としてはインセルタッチ応用製品を多数展示


(左)インセルタッチ機能付きの9.7型QXGA LTPS液晶パネル
(右)5.46型WQHD狭額縁インセルタッチLTPS液晶モジュール


(左)次世代製品として開発中の5.2型WQHD有機ELパネル
(右)5.5型フルHD有機ELディスプレー 量産立ち上げ中の主力製品
これまでは超大型パネルを何枚も並べた派手な展示が多かった中国BOE Technology Group社だが、今年の展示は一味違う

インクジェットで形成した塗布型14型AMQLEDディスプレー
画素数は960×540で、酸化物TFTを用いている。輝度が低いため会場の照明が反射してしまい、残念ながら表示している画像がよく見えない

エッジ折り曲げ型の5.5型WQHD有機ELディスプレー
量産を目指しているだけあって完成度は高い。「GGRB Pixel Arrangement & Argorithm」と表記されていたので、おそらく韓国Samsung Display社と同様のレンダリング技術を用いていると思われる

フルスクリーンと称する狭額縁型の5.5型フルHD有機ELディスプレー
ボーダー(額縁)は上・左・右が0.85mmm、下が2.4mm

円偏光板無しの5.5型フルHD有機ELディスプレー
カラーフィルター(CF)を用いて反射率を5.6%に抑えて、円偏光板を用いたモジュール(反射率5.2%)に近い水準を実現している
フレキシブル液晶(FULL ACTIVE FLEX)の展示に力を入れていたジャパンディスプレイ(JDI)

5.5型フルHDフレキシブル有機ELパネルの展示
ファインメタルマスク(FMM)による塗り分け方式のパネルで、フラットと固定曲面での表示を行っている。バックプレーンに起因するムラや欠陥がほとんど見えないのは、さすがJDIである。解像度は401ppi(actual)と表示してあるので、韓国Samsung Display社と同様のレンダリング技術を使用していると思われる。ピーク輝度は700cd/m2、色再現範囲は110%(DCI)を達成しており、モバイル用としては最高品位の画質

5.5型フルHDフレキシブル液晶(FULL ACTIVE FLEX)モジュール
液晶としては難しい曲面で均一性をきちんと確保しながら狭額縁を実現できているのは素晴らしいと思うが、隣の有機ELパネルの画質と比較するとどうしても物足りなさを感じてしまう
台湾AU Optronics社(AUO)は最近、有機ELパネルとしてはウエアラブルデバイスの開発に主軸を移している

ウォッチ端末用の1.2型の円形有機ELパネル
画素数は390×390(326ppi)である。出っ張り部の無い、完全な円型のフルスクリーンモジュールを実現している。画素数が454×454(326ppi)のウォッチ端末用の1.4型の円形有機ELパネルも展示
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