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【抜粋記事】解剖「ケイレツリスト」 アップル経済圏の栄枯盛衰

日本経済新聞
解剖「ケイレツリスト」 アップル経済圏の栄枯盛衰

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米アップル(Apple)が毎年公開している「サプライヤーリスト」という“企業名簿”がある。同社に部材を供給する業者(サプライヤー)の、いわば“ケイレツリスト”である




アップルは2012年以来、毎年3月頃にサプライヤーリストを公開している。主目的は、コンプライアンス(法令順守)の強化。外部機関が、アップルとサプライヤーが社会規範を守っているか、チェックしやすくすること


アップルは他社よりも多く部材を自ら調達し、EMS/ODM企業に供給している。調達に要する手間や費用は増えるものの、「部材の最新事情を把握すればサプライヤーを制御して所望の水準で製品を量産出荷しやすくなる」と信じているため



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2016年に初めてリスト入りした企業は、日本電波工業、カンタツ、東レインターナショナル、日本特殊陶業の4社


カンタツに関してはアップルの明確な意志がある。既に直接取引している、“ある特定サプライヤー”の競合に育て上げ、一層の値下げを迫れる状況を作ること


特定サプライヤーとは、台湾ラーガン・プレシジョン(Largan Precision、大立光)


同社は高価格帯のレンズで他社を圧倒しており、収益性は極めて高い



同社と取引することは、業界でしばしば「毒リンゴを食う」と表現される



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例えば、アップルはいわゆる低価格帯のローエンド製品を持たないため、部材メーカーにとっては購入単価が高いうまみがある一方、それに慣れてしまうと頻繁に登場する“価格破壊者”と取引できなくなってしまう



アップルのサプライヤーを取引先とする日本の部材/工作機械メーカーによくある“悪習”


日本人駐在員を中国・上海市にばかり送り込むこと


本気でビジネスをしたいのなら、駐在員を送り込むべき地は、江蘇省や四川省、河南省である。これらの地域でサプライヤーの拠点が増えているからだ



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