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VR/AR用に2250ppiの超高精細液晶、Samsungが開発

日経テクノロジーオンライン
VR/AR用に2250ppiの超高精細液晶、Samsungが開発

Samsung_VR_2250ppi_image1.jpg Samsung_VR_872ppi_image1.jpg
今回の2250ppiの画素(左)/従来の872ppiの画素(右)

2250ppiと超高精細の液晶パネルを、韓国Samsung Display社が開発しています。


同社は米国ロサンゼルスで開催された学会「Society for Information Display(SID)」の展示会で
開発品を披露するとともに、シンポジウムで技術の詳細を発表しています(論文番号5.5)。
レンズで拡大した映像を見せるVR/AR用途には「2000ppi以上の高精細が求められる」(同社)ことから、
2250ppiという超高精細パネルを開発したとしています。

開発した液晶パネルの画面サイズは1.96型、画素数は4K(3840×2160画素)。
画面サイズがより大きな液晶パネルを今後開発できるように、基板にはSiウエハーではなくガラスを使用。
バックプレーンは低温多結晶Si(LTPS)TFT。サブピクセルのピッチは3.76μm、画素ピッチは11.28μm。

超高精細化の課題は、画素の微細化と、画素間の干渉の対策でした。
こうした課題を解決するために、同社は3つの技術を開発し、導入しています。
第1は、RGBの3つのサブピクセルを三角形状に配置する「スタガー型」と呼ぶ新しい画素配列。
第2は、TFTのチャネル長を75%に削減した短チャネルTFT。
第3は、コンタクトホールと配線を1μmレベル、カラーフィルターを4μmレベルで形成する製造プロセス。

同社はこの超高精細液晶技術を、自然な立体視が可能なライトフィールドディスプレーや
ホログラムディスプレーにも展開していく考えです。例えばスマートフォンでこのような立体視を実現するためには、
画面サイズを5型クラスに大きくする必要があります。
今回の超高精細技術はガラス基板の使用を前提にしているため、
Siウエハーを使う超高精細パネルとは異なり、画面サイズの拡大に向くとのこと。

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