【抜粋記事】トヨタとNVIDIAの協業から見えてきた、ボッシュとコンチネンタルの戦争

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トヨタとNVIDIAの協業から見えてきた、ボッシュとコンチネンタルの戦争

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GPU大手のNVIDIA(エヌビディア)が毎年行っている開発者会議「GTC(GPU Technology Conference)」


その3日目、午前9時から始まったNVIDIAの創業者でCEOのジェンスン・フアン氏の基調講演が2時間を超えて、そろそろ締めくくりになろうかというところで、隠し玉が出た。
それが、トヨタ自動車との協業の発表だった




・トヨタ自動車が今後数年以内の市場導入を見込んでいる自動運転システムの性能を高めるため、人工知能(AI)によるハードウェアとソフトウェアのテクノロジーを提供する。
・採用するのは「NVIDIA DRIVE PX」。
・搭載するのはトヨタ自動車が市場導入予定の高度な自動運転システム。
・NVIDIAとトヨタ自動車、両社のエンジニアリングチームは、車載センサーで生成される大量のデータを理解して自動運転の幅広い状況への対処機能を強化する、高度なソフトウェアの開発に既に着手している


日系自動車メーカーの技術関係者らから「まさか!?」「意外だ」といった驚きの声が数多く寄せられた



これまでの数年間、CESにおけるNVIDIAは、ドイツAudi(アウディ)と共同開発した各種の自動運転車を公開したり、また米国Tesla(テスラ)のインフォテイメント向けのGPU提供について紹介したりと自動車がらみの露出を徐々に増やしていた


DRIVE PX2を介したトヨタ自動車とのAI分野での開発提携は、NVIDIAにとっての“最高のマーケティングツール”である


百度のプロジェクト・アポロでは、高速道路、オートパーキング、そして港湾施設でのトラック輸送などを主要な実施項目に挙げた。技術面では、中国国内で有数の地図情報を提供する企業である百度が開発を進めている3次元高精度地図を基に、DRIVE PX2によるディープラーニングによる車両の位置、白線検知、そして走行の軌道予測の精度が急速に高まったことを強調


講演した百度の関係者は、CES Asia(2017年6月7日~9日、上海)で「中国の地場自動車メーカーと協業する自動運転技術の開発動向について発表する」と話した。つまり、中国でも今後、DRIVE PX2が自動運転技術におけるデファクトスタンダードになる可能性がある


インテルの戦略の中ではっきりとした立ち位置が分からないのが、Continetal(コンチネンタル)


インテルの自動運転開発の裏には、コンチネンタルの存在が色濃い


NVIDIAとインテルの2社による、GPUやCPUなど演算装置を主体とした自動運転関連のハードウェア・ソフトウェアのデファクトスタンダート争いは、ボッシュとコンチネンタルの代理戦争



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