【抜粋記事】ここまで来た中国勢、曲がる有機ELやVRからフル画面まで
ここまで来た中国勢、曲がる有機ELやVRからフル画面まで

中国のパネルメーカーが、生産能力だけでなく技術力でも、先行する日本・韓国・台湾メーカーを急速に追い上げている
<BOEの曲がる有機EL、VR、フル画面パネル>
折り畳み型は、画面中央部で2つに折れ曲がる5.5型QHD(2560×1440画素)のディスプレー。厚みは0.5mmで、折り畳み部分の曲率半径は4mm

S字型は、画面の2カ所でそれぞれ反対方向に折れ曲がる5.5型QHD(2560×1440画素)のディスプレー。厚みは0.23mm

VR用途には、2300ppi(2.1型、3240×3600画素)の超高精細パネルを展示
Si基板を用いた超高精細有機ELとして、2275ppiや2000ppiのパネルを展示した。前者は0.41型SVGA、後者は0.5型SVGA
ガラス基板を用いた超高精細有機ELとしては、1000ppi(1.8型、1200×1280画素)のパネルを展示

スマートフォン用フル画面パネルについては、5.99型HDのディスプレーを展示
5.7型UHD(4K)の液晶ディスプレーも展示した。額縁と呼ばれるフレーム(枠)の幅は、左右がそれぞれ0.7mm、上が0.8mm、下が6.2mm
<Tianmaの曲がる有機EL、VR、フル画面パネル>

Tianma社が展示したフレキシブル有機ELディスプレーは、画面中央部で2つに折れ曲がる折り畳み型
5.49型フルHDで、折り畳み部分の曲率半径は3mm
VR用途には、3つの液晶ディスプレーと1つの有機ELディスプレーを展示
液晶は、2.8型1600×1600画素(806ppi)、3.25型1440×1440画素(627ppi)、5.5型で1440×2560画素の3種類
有機ELについては、5.2型1440×2560画素のディスプレーを展示

スマートフォン用フル画面パネルについては、5.46型フルHDのディスプレーを展示
額縁と呼ばれるフレーム(枠)の幅は、左右がそれぞれ0.5mm、上が0.8mm、下が1.8mm
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