【抜粋記事】NANDフラッシュやDRAMに続き、NORフラッシュの価格も上昇へ - TendForce

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NANDフラッシュやDRAMに続き、NORフラッシュの価格も上昇へ - TendForce

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2016年におけるNOR型フラッシュメモリのサプライヤ各社の市場シェア(%) (出所:TrendForce, 2017年4月)

2016年の後半以降、NAND型フラッシュメモリやDRAMは需給がひっ迫して、価格の高騰が続いている


NOR型フラッシュメモリも需給がひっ迫して、2017年を通して各四半期ごとに最低でも平均で5%ずつ価格が上昇していく可能性があるとの予測





サプライヤの状況を整理してみると、長きにわたったNANDとの容量競争で負けたNORは、その容量以外の特徴から、クリティカル分野などで生き残りがなされたが、市場の縮小を受け、サプライヤの数は減少し、その生産量も減らされた


ここに来ての需要の増加に対応できず、供給不足が生じる



NORが、ここに至って需要が急増しているのは、上述のスマホへの有機ELディスプレイの採用数の増加にある


有機ELが増産されるとなぜNORの需要が増加するのか


有機ELのパネル製造は複雑なために、しばしば同じラインで作られた製品であっても、それぞれのパネルの異なる位置に輝度ムラ欠陥(いまや英語でも"Mura" Defectと言われている)が発生する


品質の均質性を確保するためには、ムラ欠陥の検査を実施し、欠陥を修復する必要があるが、現状、ムラ欠陥を除去する機能を有機ELドライバICに集積する経済的な方法が見いだせていないため、各パネルのそれぞれの欠陥を補償するためのコードを別個のNORのチップ上に格納することで、欠陥修復を行っている



もう1つ、TDDI(Touch with Display Driver Integration:TDDI)の需要増に伴うNORの需要増という動きもある


TDDIは複数の機能を1チップに集約したものだが、結果的にコントロールするためのファームウェアが肥大化。そのコードを格納するためには、NORの容量が必要になってきたという


TrendForceでは、2017年にTDDIを採用した液晶パネルベースのIn-Cellタッチパネルの出荷が急激に増加。その結果、スマホにおけるTDDI普及率は2016年の5%から、一気に倍増となる10%まで拡大すると予測



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