【抜粋記事】エヌビディアCEO「自動運転、2年で可能」

日経ビジネス
エヌビディアCEO「自動運転、2年で可能」

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トヨタ自動車と自動運転で提携すると発表。自動運転では、既に独アウディや独ダイムラーなどの大手に加え、EV(電気自動車)の米テスラとも協業する。「自動運転にエヌビディアのAI用半導体は必須だ」。こう答えるエンジニアも少なくない





ラッキーというのは、AIがブレークスルーになることに素早く気付いたことです。(人間の神経回路を模した計算手法である)ディープラーニングによって、将来どんなことができるのかを想像することができた


数年前、ディープラーニングと人の視覚に匹敵する画像認識の能力がテクノロジーとして台頭しつつあることを“発見”した時に、これで自動運転車を実現できると確信しました


自分の周りにある世界を正しく認識し、合理的な判断をし、そしてそこで自分には何ができるか、何をすべきかを考え、そして安全に運転する。こんな問題はこれまでのソフトウエアやアルゴリズムではできっこない。全く新しいコンピューティングの方法が必要


技術開発の開始から数年経ったころ、自動車メーカーや物流企業など多くの企業が「エヌビディアは、本当にこの問題に真剣に取り組んでいる会社だ」と納得してくれたのです。その間、我々はとてつもなく大きな投資をし続けましたが


私どもは懸命な努力をしている。プラットフォームは正直に言ってまだ完全にはレディーになっていない。ただし、2年後にはレディーの状態になる。こう伝えています


我々の夢は、完全自律走行車(編集部注:レベル5を指す無人運転車)を2020年までに公道で走らせるようにすること


自動運転という機能だけではなく、クルマの内部構造もがらりと変わる


クルマには300程度の小型ソフトウエアが搭載されていますが、将来的には1つになる。大型のソフトウエアが取って代わります


電話と違って、クルマの場合はハードウエアの比率が高いでしょう。工業デザイン的な要素がまだまだ残る。いかに美しいか、いかに居心地がいいか。将来、クルマは居場所、リビングルーム、書斎、娯楽室になりますから



5年ほど前、エヌビディアは米国のスタンフォード大学などと、グーグルの初期ブレインプロジェクトに参加しました。このプロジェクトで、AIにおけるGPUの可能性をエヌビディアの全社員が認識したのです。ディープラーニングを進化させるのはGPUだと


私はエンジニアたちに「全員がディープラーニングを学んでくれ」と伝えたのです。すぐに大勢のエンジニアが私の声掛けに賛同してくれました。最初は数十人でチームを作りましたが、半年後には数百人になりました。そして1年後には、数千人のチームになりました。そして発見から5年ほどたった今、エヌビディアは全員がAI関連の仕事をしています


他のチャンスは諦めたということです。例えば、我々はスマートフォン向けのビジネスをもっと追求することができた。あるいは、ゲーム機とタブレットを開発するチャンスもあった。でも、それらからは1歩引きました。多くのビジネスチャンスを失いました。けれど、その犠牲によってAIにフォーカスすることができた



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