中国が往年のスマホメーカーを飲み込む理由

東洋経済
中国が往年のスマホメーカーを飲み込む理由

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「先進国の有名メーカーのブランドを冠しているものの、実はその中身は中華系スマートフォンメーカー」というケースが、最近増えつつある




昨年、日本のSIMフリー(どの携帯会社の回線でも使える)スマホ市場に本格進出を果たしたことで注目を集めたのが、米国のスマホメーカー「モトローラ・モビリティ」


モトローラは携帯電話事業の不振で、2011年に法人向け無線事業を担う「モトローラ・ソリューションズ」と、携帯電話事業などを担う「モトローラ・モビリティ」に分社化されている


2014年には、日本ではパソコンメーカーとして知られる中国のレノボに売却されている。つまり現在、同社はレノボの子会社として、レノボ主導の下にスマホを開発・提供している



>Lenovo、日本スマホ市場に「モトローラ」ブランドでの参入を検討─日経報道

レノボのように、中華系メーカーが先進国の携帯電話メーカーのブランドを活用して市場開拓を進めるケースはほかにも見られる。中国の家電メーカー大手・TCLの子会社で、携帯電話事業を手掛けるTCLコミュニケーションである


TCLコミュニケーションは自社の「TCL」ブランドより、「アルカテル」というブランドを活用


ブランド名はフランスの通信機器メーカー、アルカテル・ルーセントのものであり、TCLコミュニケーションが同社からライセンスを受けて使用


同社が最近、大きな注目を集めたのが、昨年12月にカナダの「ブラックベリー」の独占ライセンス契約を獲得したこと


中華系メーカーが、かつて一世を風靡した先進国の携帯電話メーカーのブランドを、買収やライセンス契約によって取得し、活用する理由はどこにあるのか。それはやはり、世界規模でスマホの販売を拡大したいということに尽きる


先進国のブランドのすべてが中華系メーカーにとって魅力的なわけではない。それは、レノボがNECの携帯電話事業を買収しなかったことからも見えてくる



>NEC、スマホ事業撤退へ─関連技術や特許の中国Lenovoへの売却を検討
>NEC、スマートフォン関連の特許をLenovoに売却─総数3800件以上

中国勢同士の競争も激しさを増す中、世界的な販売拡大につながるブランドをいかに探し出し利用するか。今後、その動きは世界規模で広がりそうだ




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