JDI、「公約」また守れず 3期連続最終赤字に
日本経済新聞
JDI、「公約」また守れず 3期連続最終赤字に

ジャパンディスプレイ(JDI)は、2017年3月期の連結最終損益が317億円の赤字
(前の期は318億円の赤字)だったと発表。
繰り延べ税金資産の取り崩しと為替差損が響き、3期連続の最終赤字となっています。
本間充会長は決算説明会で「今期(17年3月期)は最終黒字化を必ずやり遂げるという一心で
事業経営にまい進する」と発言していました。
業績予想の下方修正を繰り返してきたJDIは、また「公約」を守れなかった形になります。
売上高は前の期比11%減の8844億円。最大顧客の米アップルの「iPhone」向けの
液晶パネルの受注減が響いています。同社が注力していた中国のスマートフォンメーカー向けのパネル出荷も
アップルの穴を埋められなかったもよう。営業利益は11%増の185億円。16年3月期に実施した中国工場の統廃合や
早期退職優遇制度などの固定費削減が一定の成果をあげたもようです。
14年3月の上場以来、JDIは毎年のように大幅な業績予想の下方修正を繰り返してきました。
下方修正発表に市場関係者からは「またか」との声が漏れています。
2月1日には同社にとって初めての業績予想の上方修正を発表しており、本間会長が17年3月期の
「最終黒字化」を宣言していただけに300億円を超える赤字額に落胆も大きかったようです。
当ブログ関連記事
ジャパンディスプレイ、車載用液晶ディスプレイの生産能力増強
【抜粋記事】JDIトップ人事に違和感、問われる産業革新機構の役割(追記)
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(前の期は318億円の赤字)だったと発表。
繰り延べ税金資産の取り崩しと為替差損が響き、3期連続の最終赤字となっています。
本間充会長は決算説明会で「今期(17年3月期)は最終黒字化を必ずやり遂げるという一心で
事業経営にまい進する」と発言していました。
業績予想の下方修正を繰り返してきたJDIは、また「公約」を守れなかった形になります。
売上高は前の期比11%減の8844億円。最大顧客の米アップルの「iPhone」向けの
液晶パネルの受注減が響いています。同社が注力していた中国のスマートフォンメーカー向けのパネル出荷も
アップルの穴を埋められなかったもよう。営業利益は11%増の185億円。16年3月期に実施した中国工場の統廃合や
早期退職優遇制度などの固定費削減が一定の成果をあげたもようです。
14年3月の上場以来、JDIは毎年のように大幅な業績予想の下方修正を繰り返してきました。
下方修正発表に市場関係者からは「またか」との声が漏れています。
2月1日には同社にとって初めての業績予想の上方修正を発表しており、本間会長が17年3月期の
「最終黒字化」を宣言していただけに300億円を超える赤字額に落胆も大きかったようです。
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