ジャパンディスプレイ、タッチセンサ機能内蔵のフルHD液晶モジュールを開発
マイナビニュースより。
ジャパンディスプレイ、タッチセンサ機能内蔵のフルHD液晶モジュールを開発

ジャパンディスプレイが開発したタッチセンサ機能内蔵フルHD液晶モジュール
ジャパンディスプレイ(JDI)はスマートフォン向け5.0型フルHD対応TFT液晶パネルに独自の
タッチセンサ機能を搭載した液晶モジュール「Pixel Eyes」を開発したことを発表しています。
Pixel EyesはTFT上の電極とカラーフィルタ(CF)上の電極間の容量変化によりタッチを
検出する技術です。
利点として透過率・輝度の減少/厚みの増加の原因となるタッチパネルの外付けが不要になることが
挙げられます。加えてタッチパネルに必要な外周の取り出し電極も不要になるため、省ベゼル化にも
貢献します。また、従来からCF上に形成されているノイズ低減用の電極をパターニング
することで実現可能なため、工程の追加も最小限ですむことになります。
ソフトウェアも合わせてチューニングする必要があり、液晶の駆動タイミングとタッチ検出の
タイミングをずらすことで実現しています。
同社では6月から稼働予定の茂原の第6世代のラインにて上記モジュールの生産を予定しているとのことです。
<モジュールの仕様>
液晶モード:透過型 IPS
NTSC比:71%
コントラスト比:1000:1(Typ)
視野角:上下/左右 160度以上 (CR>100:1)
画面サイズ:対角 12.6cm (5.0型)
画素数:1080 x RGB x 1920 (Full-HD)
精細度:443ppi
外形寸法:64.3㎜(横) x 118.8㎜(縦) x 1.4㎜(厚)
画面輝度:500 cd/m2 (Typ.)
以前にイノベーションビークルとして発表されていた技術の一つです。
旧ソニーモバイルディスプレイが開発したインセル(オンセル?)技術になります。
搭載品は限られるかもしれませんが、タッチパネルメーカーにとっては懸念すべき技術ですね。
JDIニュースリリース:
スマートフォン向けFull-HD液晶モジュールの量産開始
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ジャパンディスプレイは5月20日、スマートフォン向け5.0型フルHD対応TFT液晶パネルに独自のタッチセンサ機能を搭載した液晶モジュール「Pixel Eyes」を開発したことを発表した。
同モジュールは、 TFT基板上の電極とカラーフィルタ基板上の電極の間の容量変化によりタッチを検出する技術を採用したほか、LCDドライバとタッチパネルドライバの間で同期をとるシステム構成にし、信号ノイズの影響を受けずにタッチ検出をする独自の駆動方式を採用することで、さまざまな環境下で高いS/N比を実現することが可能だという。
また、タッチ機能を液晶ディスプレイに内蔵することで、外付け部品としてのタッチパネルを不要としており、これにより外付けタッチパネル搭載の従来品比で約30%、タッチセンサ付きカバーレンズ搭載の従来品比でも約10%の薄型化を実現したとするほか、外付け部品としてのタッチパネルが存在しないため、部品界面での光学反射の減少により視認性が向上し、ディスプレイ本来の画質をクリアに表現できることに加えて、モジュール透過率が外付けタッチパネル搭載の従来製品比で10%向上し、輝度向上が可能となったとする。
さらに、他方式のようなタッチセンサ専用の製造工程が不要で、1回のセンサパターン形成工程が追加されるのみのため、高い生産性を有しているという。
なお、同社では、2013年6月から稼働させる予定の第6世代の新ラインにおいて、同モジュールの生産を予定しているとしている。
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ジャパンディスプレイ、タッチセンサ機能内蔵のフルHD液晶モジュールを開発

ジャパンディスプレイが開発したタッチセンサ機能内蔵フルHD液晶モジュール
ジャパンディスプレイ(JDI)はスマートフォン向け5.0型フルHD対応TFT液晶パネルに独自の
タッチセンサ機能を搭載した液晶モジュール「Pixel Eyes」を開発したことを発表しています。
Pixel EyesはTFT上の電極とカラーフィルタ(CF)上の電極間の容量変化によりタッチを
検出する技術です。
利点として透過率・輝度の減少/厚みの増加の原因となるタッチパネルの外付けが不要になることが
挙げられます。加えてタッチパネルに必要な外周の取り出し電極も不要になるため、省ベゼル化にも
貢献します。また、従来からCF上に形成されているノイズ低減用の電極をパターニング
することで実現可能なため、工程の追加も最小限ですむことになります。
ソフトウェアも合わせてチューニングする必要があり、液晶の駆動タイミングとタッチ検出の
タイミングをずらすことで実現しています。
同社では6月から稼働予定の茂原の第6世代のラインにて上記モジュールの生産を予定しているとのことです。
<モジュールの仕様>
液晶モード:透過型 IPS
NTSC比:71%
コントラスト比:1000:1(Typ)
視野角:上下/左右 160度以上 (CR>100:1)
画面サイズ:対角 12.6cm (5.0型)
画素数:1080 x RGB x 1920 (Full-HD)
精細度:443ppi
外形寸法:64.3㎜(横) x 118.8㎜(縦) x 1.4㎜(厚)
画面輝度:500 cd/m2 (Typ.)
以前にイノベーションビークルとして発表されていた技術の一つです。
旧ソニーモバイルディスプレイが開発したインセル(オンセル?)技術になります。
搭載品は限られるかもしれませんが、タッチパネルメーカーにとっては懸念すべき技術ですね。
JDIニュースリリース:
スマートフォン向けFull-HD液晶モジュールの量産開始
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ジャパンディスプレイは5月20日、スマートフォン向け5.0型フルHD対応TFT液晶パネルに独自のタッチセンサ機能を搭載した液晶モジュール「Pixel Eyes」を開発したことを発表した。
同モジュールは、 TFT基板上の電極とカラーフィルタ基板上の電極の間の容量変化によりタッチを検出する技術を採用したほか、LCDドライバとタッチパネルドライバの間で同期をとるシステム構成にし、信号ノイズの影響を受けずにタッチ検出をする独自の駆動方式を採用することで、さまざまな環境下で高いS/N比を実現することが可能だという。
また、タッチ機能を液晶ディスプレイに内蔵することで、外付け部品としてのタッチパネルを不要としており、これにより外付けタッチパネル搭載の従来品比で約30%、タッチセンサ付きカバーレンズ搭載の従来品比でも約10%の薄型化を実現したとするほか、外付け部品としてのタッチパネルが存在しないため、部品界面での光学反射の減少により視認性が向上し、ディスプレイ本来の画質をクリアに表現できることに加えて、モジュール透過率が外付けタッチパネル搭載の従来製品比で10%向上し、輝度向上が可能となったとする。
さらに、他方式のようなタッチセンサ専用の製造工程が不要で、1回のセンサパターン形成工程が追加されるのみのため、高い生産性を有しているという。
なお、同社では、2013年6月から稼働させる予定の第6世代の新ラインにおいて、同モジュールの生産を予定しているとしている。
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