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【SID】旭硝子、表示デバイスへの直貼工程を簡素化するカバー・ガラス

Tech-onより。
【SID】旭硝子、表示デバイスへの直貼工程を簡素化するカバー・ガラス

旭硝子は、タブレット端末などの表示デバイスへの直貼りに向けたカバー・ガラスを開発したと
発表しています。カバーガラスの貼合面に独自設計の接合用樹脂を形成することで
従来の工程で必要だった高温高圧処理や樹脂硬化プロセスを削減できるとしています。

上記貼り合わせ工程は従来後工程メーカーが実施していましたので
今回の製品は後工程を取り込む取り組みだといえます。
ただいずれにしても貼り合わせの作業が必要になりますので、どこまで普及するでしょうか。
パネルの設計や従来品からどれだけ価格が変わっているかで採用の広がりが限定的に
なるかもしれません。

旭硝子ニュースリリース(PDF):
ディスプレイをくっきり鮮やかにする光学接合用樹脂付カバーガラスを市場に投入

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旭硝子は、タブレット端末などの表示デバイスへの直貼りに向けたカバー・ガラスを開発した(ニュースリリース:PDF)。カバー・ガラスと表示デバイスの直貼工程を大幅に簡素化でき、ディスプレイの表示コントラストを高めるという。

開発したカバー・ガラスを貼合面から見る(資料:旭硝子)
開発したカバー・ガラスを貼合面から見る(資料:旭硝子)

 携帯機器用ディスプレイでカバー・ガラスを直貼加工すると、光の反射を抑えて表示デバイスの映像を鮮明にできるが、従来は高温高圧処理や樹脂硬化プロセスなどの複雑な工程が必要だった。また、特に中・大型の液晶ディスプレイでは、表示ムラが発生しやすいという問題もあった。

液晶ディスプレイの構造。従来のディスプレイには空気層がある(資料:旭硝子)
液晶ディスプレイの構造。従来のディスプレイには空気層がある(資料:旭硝子)

 旭硝子は、カバー・ガラスの貼合面に新設計の接合用樹脂を形成し、表示デバイスとの接合時に生じる気泡をこの樹脂に吸収させることで隙間なく接合できるようにした。
この製品の直貼加工では、高温高圧処理などの複雑な工程が不要となり、従来工法に比べて生産性が向上するとともに、大きなサイズへの展開が期待できる。また、接合時の圧力により表示ムラが発生しやすかったIPS方式の液晶ディスプレイにも適しているという。

手前が新開発のカバー・ガラスを貼り合わせた液晶ディスプレイ。奥は空気層を持つ従来の液晶ディスプレイ(資料:旭硝子)
手前が新開発のカバー・ガラスを貼り合わせた液晶ディスプレイ。
奥は空気層を持つ従来の液晶ディスプレイ(資料:旭硝子)

 旭硝子はこのカバー・ガラスを、2013年5月20日~23日にカナダで開催中の「SID Display Week 2013(SID 2013)」に出品している。
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