大王製紙、CNFをシート状に成形-来春サンプル供給

日刊工業新聞
大王製紙、CNFをシート状に成形-来春サンプル供給

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大王製紙は、微細な木質繊維(パルプ)であるセルロースナノファイバー(CNF)に
通常の製紙用パルプを混ぜてシート状に成形する技術開発に成功したと発表しています。
高強度・高耐熱でエンジニアリングプラスチック級の力学物性を出せるとのことで、
2017年3月からサンプル供給するとしています。


CNFの割合は50-95%で、パルプは製紙原料の汎用品が使えるとのこと。
混練して厚さ0.1-0.5mmのシート状に伸ばし、乾燥して仕上げるとしています。
CNF80%の場合、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などの汎用プラスチック材料に比べ、
引っ張り弾性率が常温帯の23℃で約5倍の13-17GPa、高温帯の90℃で約20倍の10-12GPa。
「特に常温帯ではエンプラをしのぐ」(大川淳也技術開発部新規事業グループ課長代理)としています。

大王紙は三島工場(愛媛県四国中央市)で今春、CNFのパイロットプラントを稼働し、
同プラントの製品を使用しています。樹脂・ゴムの補強材(複合材)としてパウダー状CNFも
サンプル供給する計画とのこと。

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