シャープ、亀山第2工場の縮小方針を撤回

日刊工業新聞
シャープ、亀山第2工場の縮小方針を撤回

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18年度の液晶テレビ販売台数目標を1000万台に設定

シャープは早期黒字化に向け、亀山第2工場(三重県亀山市)のテレビ用液晶パネル生産の
縮小方針を撤回する検討に入ったと報じられています。


「鴻海(精密工業)は使える工場はできるだけ動かす」(シャープ幹部)方針で2016年度内にも
亀山第2工場で増産を始める見通しとのこと。市況が回復基調にある32-50インチのテレビ向けパネルの中から、
利益が確保できるサイズの増産を検討するとしています。
亀山第2工場はテレビ用液晶パネルの収益低下に伴い、15年末にテレビ向け生産の縮小を決定。
現在はスマートフォンやパソコン向け中小型液晶パネルを中心に生産しています。
ただ中国のスマホ向けが低調で、現在はノートパソコンやタブレット、車載向けが工場稼働を下支えしているとのこと。

シャープは18年度の液晶テレビ販売台数目標を16年度見込み比約2倍の1000万台に設定。
パネルは鴻海グループのイノラックス(群創光電)から主力モデルの45インチ用を、
堺ディスプレイプロダクト(SDP)から60インチ用以上を調達するとしており、ここに亀山第2工場も加え、
鴻海グループの各工場がそれぞれ得意とするサイズのパネルを生産し、工場の稼働率も引き上げるとしています。

シャープは16年4-6月期決算で274億円の当期赤字を計上。
黒字化にはディスプレーパネル事業の収益改善が急務となっています。
戴正呉社長のもと鴻海流の迅速な経営判断で改善を進めるもようです。

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