HP Inc.、サムスンのプリンタ事業を10億5000万ドルで買収へ

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HP Inc.、サムスンのプリンタ事業を10億5000万ドルで買収へ

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サムスンがプリンタ事業を分社化し、約10億5000万ドルでHP Inc.に売却するとし、
両社はHP Inc.がサムスンのプリンタ事業を買収することで合意に達したと発表しています。
買収は、サムスンが11月1日にプリンタ事業を分社化した後、実施される予定。


サムスンによると、同社のプリンタ事業は6000人を雇用しており、中国で複数の生産施設、
世界中で50の営業所を有しているとのこと。2015年の売上高は2兆ウォン(18億ドル)となっています。
HPは分社完了後のプリンタ事業の全株式とその海外資産を買収することで合意しています。

サムスンによると、同社は韓国で今後もサムスンブランドのプリンタの販売を継続しますが、
プリンタはHPから調達するとのこと。
サムスンは公開市場での取引を通して、HPに1~3億ドルの株式投資を行う予定だとHPは述べています。
HPはまた、プリンタ関連の特許6500件を取得することになります。
同社によると、プリンタ事業の従業員6000人のうち、1300人はレーザープリンタなどの
高度な専門知識を持つ研究者やエンジニアとのこと。

HPは、サムスンのプリンタ事業を買収することで、550億ドル規模の複写機業界にも
影響力を持てるようになると述べています。
HPの狙いは、企業内の古くなった複写機を多機能プリンタ(MFP)で置き換えることで、
サムスンのA3 MFPのポートフォリオもその1つとなるようです。

市場調査会社のIDCが5月に発表したデータによると、2016年第1四半期の
ハードコピーペリフェラル(HCP:プリンタや複合機など)の世界市場は前年同期比で10.6%縮小したとのこと。
同四半期の総出荷台数2300万台のうち、HPのシェアは36%。サムスンのシェアは4%で5位となり、
前年同期比の下げ幅がベンダーの中で最大となっています。

買収は、規制当局と株主の承認を経て、1年以内に完了する見通しとのことです。

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