【抜粋記事】インタビュー (株)JOLED 代表取締役社長 東入來信博氏

電子デバイス産業新聞
(株)JOLED 代表取締役社長 東入來信博氏

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(株)JOLEDは、有機EL(OLED)パネルの量産開発加速、早期事業化を目的に、パナソニック/ソニーの有機EL開発部門を統合し、2015年1月5日に発足した戦略的カンパニー


開発拠点は京都と厚木にあり、開発・量産検証ラインを石川に持っている


―― 画期的な鮮明度を達成した19.3インチパネルの開発に成功されました。
東入來 これまでのホワイトOLEDは消費電力が大きいという欠点があったが、これを克服した。しかも、印刷法による有機ELとして長寿命を確認しており、少なくとも2万時間以上は行けるだろう。


―― JDIの石川に試作ラインを立ち上げ中です。
東入來 この4K19.3インチパネルは京都技術開発センターで試作したものだ。京都のプロセスを使ってエンジニアリングサンプルに踏み切った。石川には試作・量産検証ラインを整備しており、17年の年明けにも本格的なサンプル出荷を始め、17年末には量産開始へ向けての動きが加速するだろう。印刷法で疑われている歩留まり向上を一気に図っていく考えだ。


―― 印刷法を使うとコスト力が高まりますね。
東入來 4.5Gで結果を出して、より大型基板に移行すれば、さらにコスト競争力を持つ。飛行機のファーストクラスには30インチクラスのディスプレーが搭載されていく見通しだが、この機内エンターテインメントシステムで使用するディスプレーは積極的に獲得していきたい。


―― 新たなアプリとして想定されるものは。
東入來 車載の電子ミラーには最適なディスプレーだと思っている。軽いという特徴を生かして鉄道車両といったような様々なディスプレー、さらには紙に代わる電子版の吊り広告などにも使えるだろう。フレキシブルシートデバイスという分野になれば、印刷法による有機ELが有利なことは間違いない。本格量産に向けて装置や材料の確認も急いでいる。



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