サムスン、新型スマホ「GalaxyNote7」を回収へ バッテリーに問題(追記)

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サムスン、新型スマホ「ノート7」を回収へ バッテリーに問題

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サムスン電子(Samsung)は、最新型大画面スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」を
回収すると発表しています。バッテリーに不具合が見つかったためで、米国など10カ国で当面販売を停止。


サムスン電子は声明の中で、交換の準備に2週間程度かかるとの見方を示しています。
販売再開の時期については明らかにされていません。
ノート7は10カ国で発売され、250万台販売されています。

このうち、中国で販売されているものは、異なるバッテリーを使用しているため、問題は発生していないとしており
中国での販売は停止していないとのこと。

交換にかかる費用について、具体的な額は示せないが相当な額に上るとしています。

記者会見したスマホ部門のトップ、高東真(コ・ドンジン)氏は既に消費者に販売した分だけでなく
流通在庫も交換する方針を示しています。

不具合によるスマホの回収は珍しくありませんが、サムスンとしては異例な規模。
アナリストはサムスンの評価を落としかねないとして、迅速に対応し打撃を最小限にとどめる
必要があると指摘しています。

韓国投資証券のアナリスト、ジェイ・ユー氏は「回収の費用よりも販売が減少する可能性を懸念。
業績に悪影響を及ぼす公算が大きい」との見方を示しています。

クレディ・スイスは回収や販売の遅延により2016年のサムスンの営業利益が「最悪の場合」1兆5000億ウォン
(13億4000万ドル)押し下げられるとの試算を示しています。
ただ第4四半期までに問題が解決し、より小幅な損失にとどまる可能性が高いとしています。

サムスンは今年の営業利益を30兆2000億ウォンと予想しています。

HI証券のアナリスト、ジェームズ・ソン氏は、サムスンは回収したスマホの部品を再利用し
費用を抑えることができると指摘。
同氏は「サムスンが問題の機器を修理ではなく回収するのは賢明だ。消費者の信頼感を高め
将来の売り上げの落ち込みを抑えることができる」と分析。
現代証券も公表したリポートで、ノート7の問題は「数週間」で解決できるとの見方を示し、
第3四半期の営業利益予想を8兆5000億ウォンに据え置いています。




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(16/12/08追記)
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日本経済新聞:サムスン、スマホ赤字転落も 発火は本体原因か
EMSOne: 爆発リコールのGalaxy Note 7、電池製造の協力工場3社への発注も途絶える 台湾紙報道
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