シャープ戴社長「Jディスプレイと組みたい」 有機EL協業に意欲(追記)

日本経済新聞
シャープ戴社長「Jディスプレイと組みたい」 有機EL協業に意欲

JDI-sharp_logo_image1.jpg

シャープの戴正呉社長は、日本経済新聞などの取材に応じ、次世代ディスプレーとして期待される有機EL
パネルについて、液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)と共同開発したいとの考えを明らかにしています。
有機ELは韓国勢が先行しており、戴社長は日本の技術者を結集して、「日の丸連合」で対抗すべきだとの
認識を示しています。



戴社長は「中国、韓国勢と競争できるよう協業し、日の丸連合をつくろう」と述べ、
共同開発に意欲をみせています。
具体的な交渉は今後の課題との見方を示したうえで、JDIの筆頭株主である官民ファンド、
産業革新機構の設立目的に言及。
「なぜ国のお金を使ってシャープと戦うのか。日本の液晶の人材が全部集まって開発し、
両社で経営しましょう」と述べています。

シャープは台湾・鴻海精密工業の出資を受け、2000億円を投じて有機ELの開発を進めています。
2018年にも量産を始める予定ですが、韓国勢が積極的な投資に動き製造装置の確保が
難しくなっていることもあり、計画の見直しを検討しているとのこと。

有機ELパネルはJDIも量産化を計画しています。有機ELの研究開発や量産に向け多額の投資が必要ですが、
同社は資金繰りが悪化。革新機構に金融支援を要請するなど環境は厳しい状況です。
有機ELパネルは今後、米アップルのスマートフォン「iPhone」に搭載される予定で、
中韓のパネルメーカーが投資を急いでいます。

関連記事
(16/10/07追記)
日本経済新聞:有機EL、シャープ秋波 戴社長「日の丸連合で」
日本経済新聞:鴻海・シャープの求愛、JDI「聞いてない」
(16/10/21追記)
DIAMOND:シャープとJDIに今さら連携話の裏事情

当ブログ関連記事
【抜粋記事】2016年後半以降のディスプレイ市場はどうなる?(1)
【抜粋記事】ジャパンディスプレイ襲うアップル依存の代償 動かない新工場の内幕
シャープ、三重工場で有機ELパネルの前工程。アップルへの採用目指す

    
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter