スマホレンズ厚さ2ミリ ゲルで焦点調節 同志社大開発

日本経済新聞
スマホレンズ厚さ2ミリ ゲルで焦点調節 同志社大開発

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透明な膜が超音波で変形してピントを合わせる(小山准教授提供)

同志社大学の小山大介准教授らはスマートフォン(スマホ)向けに、厚さ2ミリメートルのレンズを開発しています。
機械的に動く部分がなくても焦点距離を自在に変えられ、カメラの厚さを現在の半分以下にできるとのこと。
スマホの薄型化につながるほか、故障もしにくい。製造コストは従来と同等以下にできる見通し。
企業と組み5年以内の実用化を目指すとしています。


新技術は人の目の水晶体のようにレンズを変形させて焦点距離を調節しピントを合わせる。
水晶体に相当するのが透明なシリコーンのゲルで、超音波を当て形を変えるとのこと。

超音波を発生させるドーナツ型素子の中心に、厚さ2ミリメートルのゲルを組み込んだレンズを作製。
超音波の強さを変えるとレンズから1-2センチメートル離れた位置のピントが0.3秒で合ったとのこと。
さらにゲルを薄くしたりピント合わせの時間を短くしたりすることも可能としています。

レンズは安価な部品で作れるほか、カメラの薄型化によってできた空間に他の機能を組み込めば、
スマホを小型化できる可能性があります。

現在、スマホに搭載するカメラは厚さ4-6ミリメートルが主流で、レンズを前後に動かしてピントを合わせる方式を
採用しているとのこと。駆動装置や空間が必要で、性能を保ったままカメラを薄くするのは難しかったとしています。

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