NAND型メモリー、18年度に生産3倍に 3D軸=東芝副社長

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NAND型メモリー、18年度に生産3倍に 3D軸=東芝副社長

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東芝でメモリー事業を率いる成毛康雄副社長(社内カンパニーのストレージ&デバイスソリューション社社長)は
投資家向け説明会で、主力のNAND型フラッシュメモリーの生産を2018年度に前年度比3倍(容量ベース)に
引き上げる計画を明らかにしています。


今年度に量産を始めた3次元(3D)フラッシュメモリーを強化し、17年度には生産比率を5割まで高める方針。

成毛副社長は3Dの量産について「2年遅れているという人もいるが、(量産が)どんなものかある程度わかってきた。
これなら行けると思っている」と述べ、先行きに自信を示しています。
18年度には大部分が3Dになる見通しとのこと。

3Dはメモリーセル(最小単位の回路)を縦方向に積層する技術で、チップの高容量化に適しています。
メモリー業界では今後の主戦場になるとみられていますが、韓国サムスン電子(Samsung)などが先行しており、
市場を取り巻く環境は厳しい状況です。
同社はメモリー事業を強化するために、2016-18年度に累計8600億円の設備投資を計画しているとのこと。

<エネルギー事業、数値計画に自信>

エネルギー部門の社内カンパニー、エネルギーシステムソリューション社のダニー・ロデリック社長
(ウエスチングハウス会長)は同部門の業績計画について、保守的に見積もった数字であることを強調し、
その達成に自信を示しています。

エネルギー部門は2018年度に売上高1兆9300億円(15年度1兆5842億円)、
営業利益は750億円(同3463億円の赤字)を計画。このうち、原子力はサービス・燃料ビジネスの強化や
新設プラントの拡販などで、18年度に売上高1兆0200億円(同7275億円)、
営業利益670億円(同2088億円の赤字)を目指しているとのこと。

ロデリック社長は、業績計画について「コンサバティブ(保守的)な数字だと思っている」と指摘。
「着実に達成していきたい」と語っています。
同社は2030年度までにすでに受注済の8基を含め、45基の原子炉を受注する計画ですが、
ロデリック社長は45基以上の受注に意欲を示しています。

45基は「のれんの減損テストで評価を保守的に見積もった数字」(同社)で、ウエスチングハウスは
2030年度までに65基の受注を計画しているとのこと。

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