【抜粋記事】東工大&岡山大発の人工筋肉ベンチャー「s-muscle」が始動! - 代表・鈴森教授が考える革新的なロボットとは

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東工大&岡山大発の人工筋肉ベンチャー「s-muscle」が始動! - 代表・鈴森教授が考える革新的なロボットとは

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人工筋肉と一口に言っても、ゴムや導電性ポリマー、形状記憶合金、カーボンナノチューブで作られたものなど、現在ではさまざまなものが研究されているが、鈴森教授が着目しているのは、「マッキベン型」と呼ばれる人工筋肉


「マッキベン型は空気圧で動作する人工筋肉で、原理自体は1960年くらいからあります。収縮率(収縮した長さを元の長さで割った値)が25%程度で、人間の筋肉に比べて3~5倍の力があります。収縮率や力の大きさでいくと今のところ唯一使える人工筋肉だと考えています」(鈴森教授)


マッキベン型の人工筋肉は、ゴムチューブの外周にメッシュを編んだ構造をしている。ゴムチューブ内に空気を送り込んで圧力を高めると、ゴムチューブが膨らみ、メッシュが径方向に広がる。すると、メッシュの角度が周方向に傾き、その分、人工筋肉が軸方向に収縮するという仕組みになっている。


鈴森教授らは岡山県倉敷市の製紐会社 池田製紐所の協力のもと、顕微鏡を見ながら繊維の角度を調整したり、耐久性のある材料を研究したりすることで、細径化を実現。さらに、大量生産を可能にした。


マッキベン型の人工筋肉にも課題はある。それは、コンプレッサ(空気圧縮機)が必要となる点。


s-muscleでは、東京都小金井市のコガネイという空気圧機器メーカーとともに、小型空圧ポンプの開発を行っていく。


また、基礎研究の段階ではあるが、人工筋肉のなかに小型のコンプレッサとして、燃料電池を組み込むことも考えているという。



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