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【EMS/ODM】 台湾系サファイア基板3社、中国での増産に力

【EMS/ODM】 台湾系サファイア基板3社、中国での増産に力

サファイアガラス

サファイアガラス(単結晶サファイア)はスマートフォンではカメラレンズのカバー等に用いられています。
モース硬度は9でダイヤモンドの次に硬く、現在スマートフォンに採用されている化学強化ガラスとの比較では
よく「ゴリラガラスの3倍硬い」と言われています。
また耐食性・耐摩耗性に優れており、光透過率も高い材料です。
問題は加工性で、硬いということはイコール加工しにくいということになります。
スマートフォンのカバーガラスはスピーカー部分の穴あけ加工や角部の曲面加工など
パネル内での加工箇所が多いため、加工性の悪いサファイアガラスでは加工コストが
跳ね上がってしまうことが予想されます。
(コストでいうとゴリラガラスの約10倍とも言われています)
ですが上記の価格はGaNエピタキシャル成長用のグレードでの価格であるようですので
それよりもグレードを落とせばコストダウンが図れる可能性があります。
またサファイア基板メーカーでも上記の観点から製造コスト低減に取り組んでいる模様です。
(米Rubicon Technologiesや露Monocrystal等)

ある程度強度を落としても現状のカバーガラスに比べて性能を維持できれば
サファイアガラスの採用も見えてくると考えているのではないでしょうか。

そうすると現在のサプライチェーンがまた大きく変わる可能性もあるわけで、
動向については無視できないと思います。

関連記事:
リンゲルブルーメン:ゴリラガラスの3倍強度「サファイアガラス」スマホへの本格搭載も近い?
ガジェット速報:スマートフォンの保護パネルにサファイアが採用される…より高い耐久性を実現
CNN.co.jp:スマートフォンの画面がサファイア製へ? 価格など課題も

Rubicon Technologies
http://rubicon-es2.com/index.php
Monocrystal
http://www.monocrystal.com/en/home
(サファイアガラスの特性について載っています)
二光光学株式会社のページ

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好調なスマートフォン需要に牽引される形で、携帯電話に搭載するサファイア基板の需要も増加している。
こうした中、中国に生産拠点を設けているAlpha Crystal(鑫晶鑽)、CAT(晶美)、CWT(兆遠)など
台湾系サファイア基板メーカーが、中国での増産に力を入れているようだ。
台湾の経済紙『工商時報』(4月25日付)が報じた。
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機能性ナノガラス技術と応用 (CMCテクニカルライブラリー―新材料・新素材シリーズ)機能性ナノガラス技術と応用 (CMCテクニカルライブラリー―新材料・新素材シリーズ)
(2009/03)
平尾 一之、田中 修平 他

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