CNT本来の機能発揮する複合材料-独自分散技術で均一配合、大日精化

日刊工業新聞
CNT本来の機能発揮する複合材料-独自分散技術で均一配合、大日精化

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独自の分散技術により、複合材料にした際に、均一にCNTを配合(顕微鏡写真)

大日精化工業はカーボンナノチューブ(CNT)本来の機能を発揮しやすい、
樹脂とCNTの複合材料「CNTナノコンポジット」を開発したと発表しています。
独自の分散技術により、樹脂にCNTを加えて複合材料にした際、CNTを均一に配合できるとのこと。


このため、CNTが持つ導電性などの電気的特性や、素材を軽量、高強度にする機械的特性を
発揮しやすくなるとしています。価格は非公表。
電子部品、事務機器や自動車向け部品に提案し、数年内に量産を目指すとのことです。

例えば、ポリカーボネート樹脂にCNTを4%配合する場合、通常の分散方法では成形品の金型の部位ごとに
表面抵抗値がばらつく課題があったとしています。
ですが、同社独自の分散法では表面抵抗値がほぼ均一となり、
CNT本来の機能を発揮しやすくなるとしており
ポリアセタール樹脂にCNT3%を含ませる際は、通常のCNT分散法やカーボンブラックに比べ
材料の粘り強さを指す靭(じん)性が約2倍になったとのことです。

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