タブレット用IGZO、アップル採用増で出荷4倍増へ 16年 WitsView調査

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【液晶パネル】 タブレット用IGZO、アップル採用増で出荷4倍増へ 16年 WitsView調査

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調査会社WitsViewは、酸化物半導体「IGZO」技術を使ったタブレットPC用パネルの出荷が16年、
前年から296%増加し2000万枚を突破するとの見通しを明らかにしています。



IGZOはシャープ(Shap)が得意とするパネル技術。台湾フォックスコン
(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)のトップ郭台銘・董事長もシャープ買収を決めた4月2日の会見で、
有機EL(OLED)よりIGZOが優れていると強調し注目されています。
ただWitsViewは、サムスンディスプレイ(Samsung Display)、LGディスプレイ(LG Display=LGD)の
韓国系2社も16年からIGZOパネルの量産を本格化するとしています。

WitsViewによると、タブレット用IGZOパネル出荷は15年、505万枚だったとのこと。
また、16年の296%成長を支える要因として、米アップル(Apple)が同年3月末から発売を始めたタブレット
「iPad Pro」9.7型向け供給を挙げ、16年通年出荷2000万枚のうち1800枚をiPad用が占めると予想しています。
15年のiPad用IGZO出荷は330万枚だったとのこと。

WitsViewはさらに、アップルがIGZO技術に大きな期待と執着を抱えており、
サプライヤーの安定供給を望んでいると指摘。その上で、16年下半期に投入するノートパソコン
「MacBook」にもIGZOの搭載を望んでいるとの見方を示しています。

アップル以外のタブレットでは、米マイクロソフト(Microsoft)が15年、12.3型「Surface Pro 4」で
IGZOの採用を始めたと紹介。15年はタブレット用IGZOの34%に当たる170万枚がSurfaceに
供給されたとしています。
これに対し16年の見通しでは、Surfaceシリーズの需要が期待されたほどには伸びないとして、
Surface向けのIGZO出荷も通年200万枚程度にとどまるだろうとしたとのことです。

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