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鴻海のシャープ買収とパネル・太陽エネルギー・EMS・光学レンズ・白物家電産業の影響

EMSOne
【産業動向】 鴻海のシャープ買収とパネル・太陽エネルギー・EMS・光学レンズ・白物家電産業の影響

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EMS(電子機器受託製造サービス)世界最大手の台湾フォックスコン(FOXCONN=鴻海精密=ホンハイ)が
シャープ(Sharp)買収を決定していますが、台湾の経済紙大手『経済日報』はフォックスコンのシャープ買収で、
パネル、太陽エネルギー、EMS、光学レンズ、白物家電の5つの分野で、現状の競争に影響が出る可能性があるとの
見方を示しています。


フォックスコンは、3888億円でシャープの第三者割当増資を引き受け、
これにより議決権の66%を握って筆頭株主になります。

一方、フォックスコンのシャープ買収により、パネル産業で発生する影響について、経済日報の伝えた
台湾の市場関係者は、米アップル(Apple)のスマートフォン「iPhone 6S」シリーズのBOM(部品表)コストによると、
フォックスコンなど組立パートナーの加工費が4.5米ドルなのに対し、パネル価格は52.5米ドルだとした上で、
サプライチェーンはみなパネルの発注を欲しがっていると指摘。
同紙の伝えた台湾のあるアナリストは、フォックスコンがシャープに出資する最大の目的は、
手始めにiPhoneのパネル受注獲得を目指し、その後、タブレットPC「iPad」、ノートパソコン(NB)「MacBook」など、
アップルのすべての製品へのパネル供給を目指すことにあるとの見方を示しています。

一方、光学レンズ産業に与える影響について、同紙の伝えた台湾のある業界筋は、シャープ傘下で
カメラレンズのカンタツ(Kantatsu)について、カンタツがアップル傘下に入るとの観測が一時、
台湾市場に流れましたが、実際は、増産に向け生産設備の導入を支援したのみだったと指摘。
ただ、シャープ買収でカンタツの最大株主になるフォックスコンが、iPhoneの受注で、
組立からパネル、カメラレンズへと、供給可能性の幅を広げたことになるのは事実だとしています。
しかし、iPhone向けカメラレンズ供給で、カンタツが現状受注している分量を、フォックスコンの傘下入りで
さらに増やしていけるかどうかについては今後の推移を見る必要があるとの考えを示しています。

さらに、太陽エネルギー事業については、シャープがソーラーセルの日本最大手で、
光電変換率で高い技術を擁するものの、業績は低迷が続いていると指摘。
その上で、先のアナリストの話として、フォックスコンが今後、ソフトバンク(SoftBank)の孫正義社長とタッグを組み、
孫氏主導でシャープの太陽エネルギー事業を展開することになるとの見方を示しています。

このほか同紙は、フォックスコンがシャープ・ブランドを使い、白物家電に参入、スマート家電、
IoT(モノのインターネット)の商機獲得を目指すと指摘しています。

Foxconn-sharp_effect_image1.jpg

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