LGDのAMOLED生産体制 2015〜18年 DIGITIMES調査

EMSOne
【液晶パネル】 LGDのAMOLED生産体制 2015〜18年 DIGITIMES調査

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調査会社DIGITIMES Researchは、パネル大手、韓国LGディスプレイ(LG Display=LGD)の
アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)生産体制についての最新レポートを公表しています。


レポートは、LGDがAMOLEDに対する経営資源の集中をさらに進め、今後3年で生産ラインの建設に
10兆ウォン(1ウォン=約0.1円)の投入を決めたと指摘。
新設AMOLED工場の中でも「P10」は6本以上の生産ライン設置が可能で、18年下半期の量産開始を予定、
フル稼働後すれば世界最大規模のテレビ(TV)用AMOLED生産基地になると紹介しています。

また、LGDのAMOLED生産能力については、18年時点で15年比262%増を見込んでおり、
用途は72%がTV用で、残りの28%が携帯電話、車載、スマートウオッチに用いる
フレキシブルAMOLEDだとしています。

このうちフレキシブルAMOLEDについては、LGDが車載と携帯電話市場向けに1兆5000億ウォンを投じて
ガラス基板で単月7500枚の生産ライン1本を建設すると公表していると紹介しています。

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DIGITIMESは、LGDが大型AMOLED生産ラインに対する追加投資を決めた背景には、
TV用AMOLEDの生産歩留まりが改善したことにより、末端市場におけるOLED TVの販売価格で
LG電子(LG Electronics)が一定の競争力を備えたことがあるとの見方を示しています。
一方、中小型については、米アップル(Apple)がスマートフォン「iPhone」にAMOLEDパネル導入を決めたことで、
第2サプライヤーを目指すLGDでは、中小型AMOLEDに対する取り組み強化が必要になっていると指摘。
さらに、中国系の競合が相次いで第8.5世代生産ラインを立ち上げていることを受け、LGDが競争力強化に向け
AMOLED技術の向上を迫られていることも、AMOLEDに対する投資強化の背景にあると説明しています。

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