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Apple、iPhoneのリサイクル用ロボットシステムを公表(追記)

REUTERS
米アップル、アイフォーンのリサイクル用ロボットシステムを公表

Apple_Liam_recycle_iPhone_image1.jpg

アップル(Apple)はスマートフォンの「iPhone」の部品のリサイクルを目的としたロボットシステム
「Liam(リアム)」を公表し、廃棄されたiPhoneを分解して銀やタングステンなど再利用可能な貴金属を
回収すると発表しています。


アップル製品は光沢のある継ぎ目のないデザインで知られるますが、部品が緊密に結合して
組み立てられているために分解や改造、再利用は困難だという批判に対応するための手立ての1つのようです。
リアムは開発に3年近くを要しており、当初はiPhone6のリサイクルに重点的に取り組むとのこと。
アップルはシステムの改良によって異なる端末にも対応し、さらに多くの資源を回収できるよう計画しています。

アップルによると、システムは先月フル稼働を開始。iPhone1台を当たり11秒で分解し、部品に使われる
アルミや銅、スズ、タングステン、コバルト、金、銀を回収することができるとしています。

連続して作業をした場合でも、リアムが処理できる数は年間数百万台の見込みで、
アップルが2015年に販売した2億3100万台のうちのほんの一部でしかないことになります。
環境保護団体グリーンピースは、製品をごみ処分場に送らないようにする努力の一例として、
アップルの取り組みを歓迎していますが、リアムが実際のiPhoneのリサイクル量にどの程度の
影響を及ぼすかについては懐疑的とのこと。

グリーンピースのシニアITアナリスト、ゲーリー・クック氏は「ロボットにとって容易なのであれば、
それは素晴らしいことだ。しかし、このうちの大部分を行うであろう人間にとってそれを容易にすることこそが、
解決策の一部になる」と話しています。

グリーンピースはアップルに対し、リサイクル金属を使った製品を従来より多く製造し、
端末の分解を容易にするよう求めています。クック最高経営責任者(CEO)は、部品供給会社に対して
再生エネルギーによる操業を要請するなど、アップルは一部の環境問題に関して業界のリーダーだという
立場を示しています。

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(17/06/07追記)
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