ジャパンディスプレイが5.2型フルHD有機ELパネルを開発、白色+CF方式で実現
Tech-onより。
ジャパンディスプレイが5.2型フルHD有機ELパネルを開発、白色+CF方式で実現

5.2型フルHD有機ELパネル
ジャパンディスプレイが5.2型フルHDの有機ELパネルを開発したと報道されています。
精細度は423ppi、方式は「白色有機EL+カラーフィルタ」とのことです。
画素は「RGBW」とのことですのでLGの55型有機ELと同じ構成です。
今後有機ELディスプレイのトレンドは同方式になっていくのでしょうか。
元々Samsungの採用している「RGB3色塗り分け」方式は原理的には各色の有機EL素子の
能力を最大限に引き出せますが、高精細化が難しいといわれていました。
「白色+カラーフィルタ」方式であれば前の記事で言及した日立製作所の塗布型有機ELの
技術を生かせるかもしれません。各色ごとに発光を制御する必要があるため、素子毎の
パターニングが必要ではありますが…。
ジャパンディスプレイは、5.2型フルHD(1920×1080画素)の有機ELパネルを開発した。
精細度は423ppiである。白色有機ELとカラー・フィルタ(CF)を組み合わせる方式で実現した。
ハイエンドのスマートフォンでは、フルHD液晶パネルの搭載が進んでいる。例えばNTTドコモの2013年
春モデルのスマートフォンでは、フルHD液晶パネルを搭載した4機種の製品が発売された
(Tech-On!関連記事1)。
ジャパンディスプレイは2012年9月に、今回と同じ「白色有機EL+CF」方式で、4.5型HD(1280×720画素)の
有機ELパネルを開発していた。精細度は「iPhone 5」などと同じ326ppiである(Tech-On!関連記事2)。
同社はその後さらなる高精細化に取り組み、今回、精細度423ppiの5.2型フルHDパネルを開発した。
画素構成は従来と同じく、RGBWの4色構成である。高精細化は、同社の低温多結晶Si(LTPS)技術、
白色有機EL技術、駆動技術を結集して実現したという。今後は引き続き国内の材料・設備メーカーと連携を
深めて、量産に向けた課題の克服に取り組んでいくとする。
ジャパンディスプレイが5.2型フルHD有機ELパネルを開発、白色+CF方式で実現

5.2型フルHD有機ELパネル
ジャパンディスプレイが5.2型フルHDの有機ELパネルを開発したと報道されています。
精細度は423ppi、方式は「白色有機EL+カラーフィルタ」とのことです。
画素は「RGBW」とのことですのでLGの55型有機ELと同じ構成です。
今後有機ELディスプレイのトレンドは同方式になっていくのでしょうか。
元々Samsungの採用している「RGB3色塗り分け」方式は原理的には各色の有機EL素子の
能力を最大限に引き出せますが、高精細化が難しいといわれていました。
「白色+カラーフィルタ」方式であれば前の記事で言及した日立製作所の塗布型有機ELの
技術を生かせるかもしれません。各色ごとに発光を制御する必要があるため、素子毎の
パターニングが必要ではありますが…。
ジャパンディスプレイは、5.2型フルHD(1920×1080画素)の有機ELパネルを開発した。
精細度は423ppiである。白色有機ELとカラー・フィルタ(CF)を組み合わせる方式で実現した。
ハイエンドのスマートフォンでは、フルHD液晶パネルの搭載が進んでいる。例えばNTTドコモの2013年
春モデルのスマートフォンでは、フルHD液晶パネルを搭載した4機種の製品が発売された
(Tech-On!関連記事1)。
ジャパンディスプレイは2012年9月に、今回と同じ「白色有機EL+CF」方式で、4.5型HD(1280×720画素)の
有機ELパネルを開発していた。精細度は「iPhone 5」などと同じ326ppiである(Tech-On!関連記事2)。
同社はその後さらなる高精細化に取り組み、今回、精細度423ppiの5.2型フルHDパネルを開発した。
画素構成は従来と同じく、RGBWの4色構成である。高精細化は、同社の低温多結晶Si(LTPS)技術、
白色有機EL技術、駆動技術を結集して実現したという。今後は引き続き国内の材料・設備メーカーと連携を
深めて、量産に向けた課題の克服に取り組んでいくとする。
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