三井化学、産ロボ向け材料事業化−衝撃緩和の合成樹脂提案

三井化学、産ロボ向け材料事業化−衝撃緩和の合成樹脂提案

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エアロセンスの飛行ロボットの骨格部品に採用されたポリメタック

三井化学は産業用ロボット材料の事業化に乗り出すと報じられています。
4月1日付で専門部署を新設し、新製品開発、ビジネスモデルの構築を担うとのこと。


産ロボ各社は安全柵を必要としない「協調ロボット」を相次ぎ投入しており、人とロボットの協働作業で
新たな自動化の可能性を生み出す動きが広がると判断したとしています。
人の挟み込みを防ぎ、衝撃を和らげる合成樹脂部材などの需要を取り込む狙い。

専門部署は「ロボット材料事業開発室」で、室長には石丸裕康常務執行役員ウレタン事業本部長が就任。
当初の人員は5人程度を見込むとのことです。

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)とアルミニウム製ジョイントの一体成型部材で実績を持つ
独自の金属樹脂一体成型技術「ポリメタック」など社内に散らばる製品群・技術を組み合わせて、
産ロボメーカーに提案するとしており、すでに一部製品が産ロボ向けに採用されたそうです。

従来型の産ロボは大半が人と完全に分離された空間で稼働し、安全柵の中で溶接、搬送、塗装などの
作業をこなしていました。組み立て工程など人手作業が必要な工程にはロボットを採用しないのが常識でしたが、
自動化技術の進展でロボットによる組み立ても可能になりつつあり、人との協働作業が可能な
協調ロボットの普及が期待されています。

協調ロボットは柵に変わる安全策として障害物の接近・接触などを自ら検知し、人に危害が及びそうになると
自動で減速・停止する仕組み。作業員と触れても金属製に比べて挟み込みを防ぎ、衝撃を和らげる
合成樹脂の需要増加も見込めるとのことです。

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