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中国:深セン製造業の「ハイエンド化」加速、世界進出を実現(追記)

財経新聞
中国:深セン製造業の「ハイエンド化」加速、世界進出を実現

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「世界の工場」と呼ばれる広東省の深セン市で、製造業の「ハイエンド化」が加速していると報じられています。
イノべーション力を駆使し、同市のハイテク企業は早々に小型無人機(ドローン)、ロボット、
新材料、スマート製造などの新興分野に照準を合わせています。
玩具、アパレルなどの労働集約型製造業が低迷する中で、これら新市場にいち早く商機を見出した格好です。
ハイエンド製造を武器に、世界進出を果たしていると報じられています。


深セン市は今や「ドローンの都」と称されるまでになったと言われています。
民間向けドローンの世界最大手、大疆創新科技有限公司(DJI)もこの地で誕生しています。

今年初めには、深セン市盛祥科技開発有限公司が開発したドローンが世界の注目を集めています。
「安果」と名付けられた同ドローンは、重さわずか135グラム。人間の手のひらほどの大きさです。
民間向けドローンでは世界最小サイズとなるとのこと。

高さ40メートルの上空で停止し、ハイビジョン定点撮影が可能。
飛行中に障害物があればセンサーでそれを感知、自動回避します。
飛行距離が一定レベルに超えたり、電池残量が不足したりした場合は、ボタン操作一つで
操縦者の元に戻ってくるとのこと。

同社の徐攀・総経理によると、中国と米国のクラウドファンディングプラットフォームを通じて、
これまでに約343万米ドル(約3億8600万円)を売り上げたとのことです。
クラウドファンディング型販売としては、民間ドローンの分野で過去最高額を打ち立てています。
年内に世界販売80万~100万台、売り上げ1億米ドルを見込んでいるそうです。

深セン市優必選科技(UBテック・ロボティクス)が開発した家庭向けの2足歩行人型ロボット
「アルファ2」もヒット商品となっています。20の関節を持ち、ダンス、ヨガなどの複雑な動作も可能。
身体の平衡状態を自動感知するセンサーを採用しています。

「アルファ」シリーズの年間売上高は、2013年の700万人民元から15年に6200万人民元へと拡大。
わずか3年で約9倍に膨らんでいます。
中国本土だけでなく、米国、ブラジル、スペイン、ドイツ、韓国、日本、マレーシアなどでも販売しています。
統計によると、ロボットやスマート製品の生産に従事する深セン市企業は、足元で3000社を突破。
その産業規模は480億人民元(約8291億円)を超えたとされています。

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