インドのスマホ出荷、2015年は1億台突破:微減の地場メーカーと増加する中国メーカー

インドのスマホ出荷、2015年は1億台突破:微減の地場メーカーと増加する中国メーカー

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IDCインドは、2015年第4四半期(10月~12月)のインドにおける携帯電話出荷台数を発表しています。
インドでの2015年第4四半期に出荷されたスマートフォンは前年同期比15.4%増の2,560万台でした。
2015年1年間でのスマートフォン出荷台数は2014年から28.8%増の1億360万台で1億台を突破しています。


<Q4は微減のインド地場メーカー、台頭する4Gスマホ>

インドでは地場メーカーの台頭が著しく今回もMicromax、Intex、Lavaなど
常連の大人気の地場メーカーが名前を出しています。
IDCの調査によると、2015年Q4のスマートフォン出荷で地場メーカーのシェアは38%でした。
2014年Q4には43%だったので5ポイント落としています。
一方で2014年Q4には15%だった中国メーカーのシェアが、2015年Q4では22%まで増加しています。 

但し、第4四半期はクリスマスシーズンなので、各メーカーがインドだけでなく世界中で
あらゆるキャンペーンを仕掛けており、この3か月間だけでのシェアだけを見て
「インドにおいて地場メーカーの人気が落ちて、中国メーカーが台頭している」とは言えず、
もっと長い目で見る必要があると指摘されています。

インドでは2016年2月に、Ringing Bellsという2015年に設立されたばかりのインドの地場メーカーから
「Freedom 251」という500ルピー(約800円)のスマートフォンが販売されています。
販売開始時には、キャンペーンで名前に伴って251ルピー(約400円)で販売。
初日だけで30,000台のオーダーがあり、Ringing Bellsでは2016年6月末までに250万台販売を見込んでいます。

インドで年間1億台のスマートフォンが出荷されるのも、このように安くて、若者や収入の少ない人でも購入しやすい
レンジの端末が増加していることが要因となっています。
現在のインドで売れ筋のスマートフォンは100~300ドルのミドルエンドですが、Ringing Bellsのような安い端末が
大量に流通してくるようになると、ますますインドでのスマートフォン普及が加速していくと指摘されています。
2015 年Q4に4位にランクインしているIntexも100ドル以下の3Gスマホが大量に出荷され
前年同期よりも40.9%増となっています。

また2015年10月にはインドでは930万台のスマートフォンが出荷されていますが、4G対応のスマートフォンが
3Gよりも出荷数が多かったとのこと。但し端末で4G対応していても、そのスマートフォンに挿入しているSIMは
3Gであることが多いようです。

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