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NEC ナノカーボン事業 独自技術ベースに用途開拓

化学工業日報より。
NEC ナノカーボン事業 独自技術ベースに用途開拓

●CNT=特殊インクを収益の柱に
●CNH=入り口から出口まで一貫生産、垂直統合型企業の強味を発揮
 NECはナノカーボン事業の収益モデルを固めた。競争が激しくなっているカーボンナノチューブ(CNT)
は半導体用途に絞り、独自の特殊インクを核にしながらプリンテッドエレクトロニクス市場を開拓する。
またカーボンナノホーン(CNH)は同社が世界で唯一のベンダーという立場を下に、
材料からアプリケーションまでの一貫体制を構築する。

カーボンナノホーンは1998年、NECの飯島澄男氏(CNTの発見者)が発見したナノカーボンの一種で、
グラフェン(グラファイトシート)を円錐形に丸めた構造をしています。
直径は2~5nm、長さ40~50nmで不規則な形状。数百本寄り集まって直径100nm程度の
球形集合体を形成している物質です。

CNH.jpg
CNH2.jpg

中身が中空で、酸素中で加熱すると孔を開けることができ、また孔のサイズや数は加熱温度や加熱時間で
制御できるそうです。ですのでこの孔を利用して内部に物質を貯蔵することができるという特性を持ちます。
上記の特性を利用して燃料電池のキャパシタや薬剤のキャリアなどの用途が考えられています。

開発したNEC自身が応用用途の開発および量産・販売まで一貫して行うことで強みのあるビジネスを
行おうとしているようです。2013/1/29から販売中。

関連情報:
NECスマートエネルギー研究所-カーボンナノホーン
NEC-カーボンナノホーン販売
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