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富士フィルム、写真技術を応用した安価なタッチスクリーンを開発中

ガジェット速報より。
富士フィルム、写真技術を応用した安価なタッチスクリーンを開発中

元記事はブルームバーグ。
元記事:Fujifilm Touch Screen Poised to Aid Microsoft Vs. Apple


富士フイルム


おそらくAgメッシュフィルムの「エクスクリア」の事だと思われますが、
なぜこのタイミングでの報道なのかが不明です。
製品自体は2009年のファインテックジャパンにすでに出展されていますので
目新しい話ではないはずなのですが…。それとも全く異なる新しい技術なのでしょうか。


エクスクリア説明

エクスクリア写真



富士フイルムニュースリリース:
銀塩写真技術を応用した新しい透明導電性フィルム
「エクスクリア」 新開発
高い透明性、屈曲性と広範囲な抵抗値を実現


Tech-on関連記事:
ITOの代替を狙った導電性材料を富士フイルムが初展示,「シート抵抗値は低くて屈曲性にも優れます」
ちなみにこのエクスクリア、ヒーターなどの発熱フィルムとしても使用可能とのこと。
フィルムの方が先に駄目になる気がしますが…。

また、同様のAgメッシュフィルムについては各社が発表しています。

■大日本印刷株式会社
印刷方式の透明導電性フィルムを開発、ITOフィルムに比べて生産性が向上

Tech-on関連記事:
大日本印刷,ITOの代替を狙った透明導電性フィルムを印刷法で生産

■三菱製紙株式会社
タッチパネル用透明伝導性フィルム

■東レ株式会社
透明導電性フィルム
Agメッシュフィルムの他にCNTコーティングフィルム、ナノ銀コーティングフィルムも発表

■グンゼ株式会社
透明導電フィルム(DPTフィルム)

Tech-on関連記事:
【ナノテク展】グンゼがAgワイヤを利用した透明導電フィルムを開発,印刷法で作製

■3M
3M™ Transparent Conductors

■株式会社フジクラ
静電容量式透明タッチパネルモジュールの製品化

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スマートフォンやタブレット端末に採用されている静電式タッチスクリーンは、
インジウムスズ酸化物(ITO)と呼ばれる材料を使用しています。
このITO、高い導電性を持ちながら光透過率90%以上という高い透明度を有している特徴がありますが、
成分のひとつであるインジウムがレアメタルと呼ばれる希少な物質であるため、
コストが高くつく・資源枯渇が懸念されるという問題を抱えています。

現在、このITOに代わる新たな材料の探索研究が現在世界中で進められていますが、
富士フィルムでは、ITOの代わりに「ハロゲン化銀」と呼ばれる写真のフィルムに使用される材料を
用いたタッチスクリーンの開発を進めているとのことです。

昨年、マイクロソフト社が「Windows 8」を発売したのをきっかけに、タッチ操作を採用したPCが
注目されてきていますが、大型のタッチパネルを搭載したデバイスではITOを大量に使用するため、
製造コストが高くなる難点がありました。

今後、低コストのタッチスクリーンが普及してくることで大画面タッチデバイスの価格が下がれば、
アップルやサムスンなどモバイルデバイスを得意とするメーカーが覇権を握っている現在の市場勢力図も、
変わってくるような事があるかもしれません。
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