スマホ鈍化 部品・機械メーカーの業績直撃 中国低迷、Apple減産響く

ITmedia
スマホ鈍化 部品・機械メーカーの業績直撃 中国低迷、Apple減産響く

apple_iphone6_image4.jpg

スマートフォンの世界市場の成長鈍化が、電子部品を供給する企業などの業績を直撃しています。
スマホを作る産業用ロボットの需要も急減したとのこと。
一部の中国メーカーの販売低迷や、米アップルの減産が響いたようです。
車載などスマホ以外の収益源を開拓し、業績への影響を分散させる必要性が増していると指摘されています。


ジャパンディスプレイ(JDI)が発表した2015年4~12月期連結決算は、
売上高が前年同期比51.4%増の8128億円、営業損益が239億円の黒字(前年同期は55億円の赤字)、
最終損益は44億円の黒字(同86億円の赤字)。
固定費削減などの効果で黒字転換を果たしています。
ただ、「最大の顧客の需要が落ち込む」(有賀修二社長)ため、16年1~3月期は19億円の営業赤字を見込むとのこと。
米アップルの「iPhone(アイフォーン)」減産で、液晶パネルの販売が伸び悩む見通しです。

一部の中国メーカー向けは昨夏から弱含んでおり、関連企業にとっては事業環境の悪化が続いています。
京セラは16年3月期の営業利益予想を従来の1100億円から850億円に引き下げています。
山口悟郎社長は「中国の調整局面は終わっていない。4~6月期までは影響が出る」と話しています。
スマホのカメラの手ぶれ補正器などを手掛けるアルプス電気と、液晶に使われる偏光板を販売する日東電工も、
通期予想を下方修正しています。

工作機械メーカーでは、スマホの金属ボディーを削る「ロボドリル」を製造するファナックが、
16年3月期連結営業利益の見通しを従来の2184億円から2101億円に下方修正。
安川電機も通期の業績予想を引き下げています。

一方、電子部品大手でも村田製作所や日本電産、TDKの業績は堅調のようです。
村田は無線部品が好調だったとのこと。日本電産やTDKは車載向けの強化が功を奏しています。

スマホの需要動向についてJDIの有賀社長は「1~3月が底になると期待したい」と強調。
スマホのカメラ向け画像センサーの販売が鈍化したソニーの吉田憲一郎副社長は
「4~6月から回復するが、スマホの環境は変わった。投資、生産を迅速に見直す」と話しています。

当ブログ関連記事
ジャパンディスプレイ、中国スマホ減速で1-3月期は赤字予想
ディスプレイ以外にも応用範囲が広がるDLP
中国スマホメーカー、地元密着戦略でシェア拡大
村田製の4─12月期営業利益は46%増で過去最高、スマホ向け好調
ソニーの4─12月営業益は2.3倍、イメージセンサーは急ブレーキ(追記)

    
関連記事
スポンサーサイト

この記事へのコメント

トラックバック

URL :

プロフィール

miyabi

  • Author:miyabi
  • 2013/1よりディスプレイ周りの技術情報を掲載。

    Twitter @deep2black
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最近の記事
タグリスト
カテゴリー
アーカイブ
リンク
人気記事
ブログ内検索
関連書籍
RSSフィード
Twitter